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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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253 アレーナの宿屋

 俺の名は、サントス・ミゲウ、アレーナの港町で宿屋をやっている。


 つい最近、近くにセブンスターダンジョンとか言うのが出来た。

どうせすぐ潰れるだろうと思ってみてたが、潰れそうにない。


 そのうち、領主まで引っ越すわ、学校まで作るわで、大発展している。


 なんでも、料理がめちゃくちゃ美味いらしい、

おかげで俺の宿屋も、お客が飯が不味いと文句を垂れだした。


 そんなに美味いのかと、ギルドで配られている招待券を抽選したら、

運よく当たった、2人まで食べに行けるそうなので行ってみた。


 まずは、豪華な馬車にびっくりした、さらに飯を食わせてくれる場所に行ったら、

これまた、豪華な建物があった、俺は王城とかに行った事ないが、

それに匹敵するように思われる。


 階段を上がって行って、レストランとかいうところに行って固まった、

美味そうな、料理が山のように並べられている。


 しかも、これ食べ放題だと? 信じられない。


 なんでも順序良く並んで、欲しい料理を取っていくのだと、

料理の前に行くと子供たちが、どんな料理で、甘いとか辛いとか教えてくれる。


 とりあえず、美味そうなのをお盆にとって、うちの従業員と食べてみた、

2人で顔を見合わせた、美味い、これじゃうちの飯が不味いというのも納得だ。


 特にデザートとかいうのは、やばかった、甘いだけじゃなく、見た目も綺麗だ。

一緒に連れてきた、うちの女従業員は、「美味しい死んでもいい」とか言っていた。


 こりゃ、うちの店の料理、相当気合を入れないと、宿が潰れるのは目前だ。


 たまたま、タチアナお嬢様が俺のことを見つけて、声を掛けてくれた。


 「どう、ここの料理美味しいでしょ、これ出されたらあんたんとこきついでしょ」

 「ちょっと、紹介したい人いるから着いて来て」と言われ。


 着いて行くと、俺は、若い男を紹介された、何でもこの料理を作ったやつらしい。


 お嬢様が、その男に耳打ちをすると、その男から。


 「それは、お困りでしたね、うちから材料と調味料、横流ししますから、やりますか?」


 なんと、宿屋ホテルの従業員が集まり、教育が出来るまでタダでいいという、

材料は、朝一の馬車で、アレーナ前まで送るから受け取って欲しいという。


 今では、ここにはかなわないが、それなりに美味しい宿と評判を呼んでいる。



 

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