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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第二章 ダンジョンの歴史
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024 ダンジョンマスター

 話はさかのぼり、ダンジョン協会。


 「まあ予定とは、ちょっと食い違っちゃったけど、

最初から説明するから、よく聞いてね」


 「私の名は、バリビューン、このダンジョン協会の理事長をやっているわ」

「で、そちらの彼女が、ダブラス、理事兼事務長をやっているわ」

「その他にもいるけれど、必要があれば紹介するわ」


 「で、何をしていたかと言うと。

ダンジョンを管理する、マスターを召還していた訳」


 「はあ、ダンジョンマスターというと、

あの洞窟とかにモンスターを放ち、

人類と戦うとかゆう、あれですか?」

 

 「うーん、ちょっと違うけど、モンスター等を使役して。

管理するという点では、合ってるわ」


 「昔は、あなたの言うとおり、ダンジョンと人類は争いを起し、

お互い命を賭けて戦っていたわ」


 「でも今は、ダンジョンと、その存在する国家は融和をしていて、

お互いに、持ちつ持たれつの、共存共栄をしているところが、ほとんどなの」


 「はあ? じゃなんでダンジョンマスターが必要なんですか」


 「おもな理由は2つ」


 「1つはダンジョンマスターが、陸・海・空、つまりこの星のマナを定期的に集めないと、

地上にモンスターが溢れる世界ができてしまうため」


 「もう1つは、ダンジョンマスターが死亡、もしくは行方不明になり欠員ができたため」


 「え、ダンジョンマスター死亡するんですか?」


 「ダンジョンマスターは決して、不老不死ではないわ、

マスターコアと呼ばれている、マナ集配装置が壊されるか、

マナ伝達圏外にいけば、マスターは干上がって死亡するわ」

 

 「で、あまり言いたくないけど、年に8~10人位欠員が出るの」


 「それで召還した訳ですか」


 「単刀直入に言うけれど、マスターを受けてくれますか?」


 「わかりました、お引き受けしましょう」


 どうせ暇だし、こうして俺は、ダンジョンマスターを引き受けた。



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