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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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246 スボンの元宿屋

 夜は、風呂と言うものに入って、体を洗ったが、

知っている公衆浴場とは、ちょっとかけ離れていた。


 大きな石造りの湯桶からは、湯がドンドン溢れ出し、液体の石鹸、

シャンプーというらしいが、それで髪を洗うと汚れが良く落ちた。


 噂には聞いていたが、ここまですごいとは思わなかった。


 すごく豪華な朝食を食べ終わって、部屋で4人くつろいでいたら、

扉を叩く音がした、「ちょっとよろしいでしょうか」と声がした。


 私たちが扉を開けると、そこには昨日の女性と、若い男が立っていた。


 「俺の名は、星野敬太、ここのダンジョンマスターをやっている」

 「時間がないので、手短に尋ねるが宿屋をやっていたんだって」


 「はい、スボンでやっておりましたが・・・」


 「よし、採用だ、これからホテルに行くから着いてきてくれ」


 「はあ?」


 「ちょっと大きい宿屋をやってもらいたいんだ、着いて来てくれればわかる」


 着いていった先には、すごく立派な建物があった、まさかこれではないよな?


 男は、立派な建物の中に入ると、メイドが出て来た。


 男は、メイドに「じゃあ、あとはよろしくね、俺は2階でバイキングの準備してるから」

と言って、また建物の中に入ってしまった。


 私たちが怪訝な顔をしていると、メイドが、

「星野様はこれからバイキングで忙しいので、これから私が説明します」と言ってきた。


 バイキングとは何ぞや? と思ったが、今はこのメイドについて行くことにしよう。


 「それでは、ホテル内を案内しますので、着いて来てください」


 色々案内されたが、びっくりしたのは、ここに領主が住んでいることだった。


 2階のレストランというところでは、さっきの男が一所懸命料理を並べていた、

ものすごい種類と量だ、いったい何人前あるのだろうか?


 「あそこに並んでいる料理は、後で私たちも食べられますので期待していてくださいね」


 どうやらメイドの話だと、この宿屋ホテルとかいうのを管理して欲しいとのことだ、

前の小さな宿屋から比べると、あまりに大きすぎるが、

子供たちのためにもがんばるしかないか!


 

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