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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
243/518

242 刺客

 私の名は、ジョタ・ディオゴ、元サントス騎士団の団長だった。


 年をとったので、後進に後を譲り身を引いた。


 それから数日後、領主サントス・フェルカンド様より、

お嬢様ルイス様の訃報を聞いた。


 お嬢様は大変お優しく、人民からも慕われており、なお美人だった、

そこで、豚公爵の目に留まり、豚公爵の方から結婚を申し込まれた。


 世間では、男爵の出世の為とか、囁かれているが、全くの誤解である。


 そのルイス様も、今は亡くなられてしまった、問題は死因である、

どうやら毒殺のようだが、はっきりとした証拠がない。

 

 一番怪しかったのは、当時愛人のネトだった。ちょっどお嬢様が死ぬ前に、

男子を出産しており、正妻の座を争っていた時だった。


 流石に公爵の正妻ともなると、守りも堅く、

仇を討とうにも失敗した時には男爵に迷惑がかかる。


 諦めていた時に、今回の托卵女子事件である。


 さすがに公爵もはらわたが煮えくりかえったらしく、

世間体があるから、直に手を下すことは避けたみたいだが、

男爵に、娘のことはすまなかったと言ってきた。


 いわゆる、男爵に敵討ちを間接的に打診してきた。

男爵は、その提案に乗ることにした。


 これだけはっきりしているのに、仇を打たねば貴族社会の笑いものである。


 私は、少々老いてきたが、気力はまだ現役だ、

領主様にルイス様の無念を晴らすために刺客を志願した。


 志願は、認められ今私たち4人は、ズホンにいる、

待っていろ、元公爵夫人、モウラシア・ネトめ。





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