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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
242/518

241 警護要請

 俺が、難民センター(支援所)にやってきたら、もうそれらしい人物がいた。


 ほとんどの難民が、骨皮筋右衛門のようなのに、

播南豊尻姫のようにでっぷりしている。


 何か、冒険者ぽいのに声を掛けて、自分をガードしてくれと言っているようだ。


 難民センターを任せている、職員が俺に気がついて、「マスター」と言ってしまった。


 「マスター?」「もしかしてこのダンジョンのマスターなの?」


 う、本当のことは言いたくないが「そうです当ダンジョンのマスターです」と答えた。


 「あらそうなの、あなたのお仲間に、私たち非常に迷惑を被っておりますの」

 「あなたが、お仲間の代わりに、償って欲しいのですけれどもよろしいですか?」


 なんで俺が償わなければならんのだ!


 「どういった件でしょうか? 話が全然見えないのですが・・・」


 「あなたのお仲間が、私の息子の素性をばらしてしまい、

私たちそれで窮地に追い込まれておりますの」


 「それで、しばらくの間、あなたが代わりに、

私たちを保護し守ってもらえばよろしいの、簡単なことでしょ」


 「お仲間と申しますが、俺はどこの集団にも属しておりません」

 「問題があるならば、直接そのマスターに言えばよろしいのでわ」


 「それができれば、私たちは苦労をしていません」

 「それでは、警護をお願いしますので、警護料はいかほどでしょうか?」


 おいおい、それがお願いする態度か、しかも警護するとは言ってないのに・・・。

 でも、子供には罪はないからどうしたもんかなぁ・・・。


 「母上、この男、母上が頼んでいるのに、ふてぶてしい態度許しておけません」


 あ、前言撤回、親も親なら子も子か、しばらく放置だな。


 「急用を思い出しました、警護でしたら、

そこにおられる方々に依頼すればよろしいのでは」

 「それでは、失礼する」と言って逃げた。 


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