023 アリタイ王国の崩壊
マッシモ・ココ視点
私が、王国に居たときは、ここまで酷くはなかったはずですが。
ジャンルカ・ロカテッリⅢ世の放蕩三昧が、王国を駄目にしたようですね。
守りのいなくなった王国など、革命勢力の良い餌食ですね。
マッシモの予測通り、アリタイ王国は崩壊。
新しく、民衆の自治による、マーロ共和国が誕生した。
アリタイダンジョンは、イカ・タコ星人の仲介により、
マーロ共和国と和解をした。
魔物を、洞窟?出さないことを条件に、
世界で始めて、魔物を管理することができる施設として、
その総称を、ダンジョンという名称が認められた。
さて、私もここは新任にでも任せて、
次に行かなくては、なりませんね。
なんといっても、ここはマナの集まりが悪すぎる。
はっきり言って、強すぎるモンスターが多すぎて、
消費に、マナの供給が追いつかない。
幸い、私を殺してくれた、ルガトルポ帝国は、
少しはマナの集まりが良さそうなので、
借りを返すついでに、行かなければなりませんね。
こうして、次の目標は、ルガトルポ帝国侵攻になった。
このつづきが、どうしても読みたいという読者がいたら、外伝として考えます。




