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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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238 利益分配

 翌日の朝は、バイキング形式での朝食だ、

ただしホテル関係者のみ、最近学園の生徒増えすぎて、

対応に苦慮している。


 ホテルの居心地は大変よろしかったらしく、

隣の領主ニコス・マフテスは娘に、俺がこっちに住む・・・、

お前が向こうで領主やってくれ、とか冗談をとばしていた。


 朝食が終わると、昨日見せた商品の話になった、

商品の卸の方法である、卸す商品に関しては俺に一任となったが。


 問題は、利益の分配方法である、

なんと言っても俺がマナを消費して商品を作っているが、

特にマナが尽きるとかいう感じは、まったくない。


 原価分の利益をもらっても、正直なところ使い道がない、

必要なら、マナを使って、ダンジョンインゴッドを作ればいいだけである。


 各領主は、原価は俺、残りの利益分を領主7、店3でどうだと言ってきた、

俺は、領主がちょっと取りすぎじゃないかと言うと、

福利厚生に金がかかると言ってきた。


 俺が、しゃあ学園の費用は、領主様がお持ちになってくれるんですか?

と言ったら、だんまりを決め込まれてしまった。


 結局、原価は俺で、領主が6、店4ただし、

俺から店を借りている場合は家賃として1を俺に渡すということで話はまとまった。


 あとは、お三方とも、商品をガンガン寄越せと言ってきた、

さらに酒の販売もして欲しいと嘆願された。


 特にマーキ・コルゴス領主は、妻が超気に入ってしまい、

妻の分だけでも卸して欲しいと言われた。


 俺が、アレーナ・ジョゼ辺境伯を見ると、目を逸らされてしまった。

そりゃ、下のコンビニで好きなときに飲んでるものなあ、うちの領主は・・・。


 酒の販売もやぶさかではないが、ぬるいビール、ぬるい白ワインでは・・・、

どうしても冷蔵庫が必要になり、インフラがほぼ整ったここなら問題ないが、

いざ、他のところでも、すぐとはいかないのである。


 あとは、ダンレンジで直出しも考えられるが、

どこかのとこみたいに、連打マンになるのが関の山である。


 場合によっては、断熱材スターライトでコーティングした箱を作って、

魔法陣を張る手もありか? でもそうすると、箱自体を売れとくるよな・・・。


 ちょっと考えよう。



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