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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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223 黒猫のタンゴ

 私の名は、黒猫のタンゴ、昨年末にダンジョン協会に召還された、今年度の新人である。


 私がダンジョンの本拠地としたのは、アリダリア共和国、パローロ村である。

なぜここにしたのかというと、マナの集まりは悪いが、獣人が多かったからである。


 町は、初めて出来たダンジョンを歓迎してくれて、仲良くやっている。


 たまたまできた☆☆☆☆の魔石を練成して、

ダンジョンマスターの生命線である、将軍級のモンスターも召還できた。


 ボスモンスターがいないと、たちの悪い冒険者に、

ダンジョンコアを壊されてしまうからである。


 やっとのことで、ダンジョンの経営が良くなってきて、

週に1、2個ぐらい魔石を町に卸せるようなってきたのもつかの間、

隣国、アニベロス共和国と雲行きが怪しくなってきた。


 人類至上主義を主張する、隣国とは相容れないものであり、

遠からず戦争になるだろう。


 ジェネラルフォックスのコンちゃんは、

協会となんと同期に応援要請を出すことを勧めてきた。


 私は駄目元で、いざという時は応援が欲しいと連絡を入れた。

協会は、中立を守りたいので駄目だと言って来た。


 ただ、同期の連絡先は教えてくれた。


 同じように、同期にも連絡を取ったが、1人を除き無理だと言って来た。


 同じ獣人である、2人は拒否をされたが、人間である星野という男からは。


 「わかった、検討をしよう」と返ってきた。


 南国に陣取り、すぐいなくなると思っていただけに意外である。


 しかも、この男最近では話題に事欠かない、ひょっとするかもしれない。


 

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