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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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216 ガエウ・シルバ

       ガエウ・シルバ視点


 私の名は、ガエウ・シルバ侯爵、王都でもそれなりの食通として知られている。


 アレーナとかいう、ど田舎に視察に行くらしいが、まったく興味はない。

ただ妙な噂が飛んできた、アレーナのすぐそばにある、ダンジョンの飯が美味いと。

そんなものは、眉唾物と思っていたが、出所がロン様らしい。


 自称食通の私は、この話の真偽を確かめねばならない。


 私はも急遽視察団に加わることになった。


 アレーナについた私は、出迎えられ、馬車に乗って、

セブンスターダンジョンへと向かった。


 馬車は信じられない位揺れず、しかも早い、いくらか分らんが是非欲しい。


 領主が住んでいるという家に着いて驚いた、これは家ではない、城だ、

中に入ると、室内なのに明るく、しかも豪華だ。


 領主が、休みをとるか食事にするか聞いてきたので、

腹も減っていたので食事をお願いした。


 連れて行かれた先は、料理が所狭しと並んでおり、どれも美味そうだ。

向こうの領主の執事が、いろいろ勧めてくれるものを、ドンドンとっていく。


 最後の方で、肉を焼いている料理人がいた、

まさか料理をしているところを、見れるとは思わなかった。


 豪華な部屋に通され、先ほど取った料理が並べられていく、

とりあえず、野菜から食べていくことにした。


 野菜は、冷えていて、とても新鮮でシャキシャキして美味しい、

かかっているタレも美味しい。後で分ったことだが、

このタレは何種類もあり好みで選べるとか・・・。


 小さな入れ物に入った料理も、どれも絶品だ。


 つづいて、料理人が目の前で焼いてくれた肉を口に運ぶ。

うまい、噛まなくても口の中で溶けていく。


 横から向こうの執事が、「肉にはこのぶどう酒が合いますよ」と酒をすすめてきた。

先に言って欲しかった。


 肉を口の中に入れて、ぶどう酒を飲んだ、この世の物とも思えない美味さだった。

あっという間に、食べきってしまった。


 執事が「御代わりはいりますか」と聞いてきたので、お願いをした。

さすかに、お代わりをしたので、お腹いっぱいだ。もう食べられそうにない。


 執事が「デザートは別腹ですよ」とか言って、甘味を勧めてきた、

見た目も綺麗で、もう無理だろうと思ったが、一口食べたら、そのまま食べきってしまった。


 なんだ、この上品な甘さと美味さは、さすがにこれ以上は無理だったのが残念だ。


 つづく。



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