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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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206 クレーム

 翌朝、朝一でタチアナお嬢様からクレームが来た。


 どうやら、モルゴンの子供たちが、ぬいぐるみを古株の子供たちに見せたらしい。

これは、俺の配慮が足りなかった。


 本日の授業が終わったら、お一人様、服1籠と雑貨1籠で手を打ってもらった。


 それと、一般人の食事と宿泊が問題になってきた。


 難民とか子供たちは、難民センターや寄宿舎で朝昼晩3食、食べられるが、

一般人の食事場所がまだない、泊まる場所もあるが従業員がいない・・・。


 幸い、難民の中に元飲食店経営の経験がある家族が2組いたので、

即、店を出してもらおう。


 さらにラッキーなことに、片言だが大三元語とルガトルポ語が話せる難民がいた、

こちらも、即、学校の教師をやってもらおう。


 宿の方は、しばらくは難民センターを使ってもらおう、まだだいぶ空きの方もあるし、

難民だった人も、就職が決まりしだい、マンションの方へ移り住んでもらっているから、

ホテルの従業員の教育が終わるまでは、それで凌いでいこう。


 出す店は、もう決まっている、ピザ屋だ。

理由は簡単である、ラーメンとかだと、液体なのでダンレンジで作る場合は2通り。


 1つは、きっちり位置決めをして、どんぶりの中に麺とスープを出す、

もう1つは、どんぶりごと麺とスープを出す、後者の方が簡単だが、

そのうち、どんぶりが余りだすことになる。


 その点、ピザだと固形で、しかも底辺が平らなので、そのまま出して、

皿に盛ればOKである。後はまめに、ダンレンジの中を清掃してもらえばいいだろう。


 サイドメニューに関しては、サンドイッチと同じ様に、ペーパープレートごと出して、

皿に盛りかえればいいたろう、忙しければ、そのまま出してもいいだろう。


 マンションの1階は、店舗用として組みあがっているので、ダンレンジに登録するだけだ、

俺は即、元飲食店経営に店舗を決めてもらい、ダンレンジの使い方を教えた。


 1番のボタンに、マルゲリータを登録したので、1番のボタンを押してもらう。


 30秒ほとで、あつあつのピッツァができあかった。


 2家族に試食してもらう、残念なから飲み物は浄水器の水だ。


 2家族ともに、おいしい、おいしいと食べていた。


 次に2番に登録をした、ド○ノ・デラックスである。


 こっちも、同じように試食してもらった。


 2家族に、どちらのピザがいいか選んでもらった。


 A家族はマルゲリータを、B家族はド○ノ・デラックスを選んだ、

 よかった、別れてくれて、同じだったら、じゃんけんしないといけない。


 つづく。


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