205 商品引渡し
話はちょっと戻ってホテル前。
今日の朝に、アレーナ商工会に、例の物を引き渡す予定だ。
雑貨の方は、子供たちに大人気だった、ぬいぐるみを始め、
LED2WAYランタン、MSタンブラーなどガラスコップ、
超軽量豆皿 カル:エクレなどの陶器皿、滑り止め加工 木製トレー、
厚手台ふきん、スキレットなどである。
ちなみに、ベッド、ソファーは全く入っていない、
理由はすぐに馬車一杯になるからだ。
ちなみに、うちのモンちゃん達が、ビールを良く飲むのでジョッキが余っている、
ダンジョンボードで溶かして、マナに変換してもいいが、再利用を考え、
商工会にタダでやることにした、きっと上手く再利用してくれるだろう。
ホテルの前に、ダンボールをドンドン置いていくと、ラザロウお嬢様が現れた。
「ほしいいのさん、それはなんですか?」
「これは、アレーナ商工会に渡す商品だ」
「このあいだ、一緒に行った雑貨の店の商品ですね」
「おーねがいがあります、うちにもそれ売ってくれませんか?」
あーあ、金の匂いを嗅ぎつけて、一枚噛ませろときたもんだ。
「あれ、午前中だから、授業じゃないの?」
「今日は、私は休みでーす」
「わかりました、同じものを用意しますので、後日取りに来させてください」
「Ou!ありがとうごさいます」
ランタンとかの電池の説明をまたするのか、めんどくさいなあ・・・。
アレーナ商工会の馬車がやって来た、予想通りボロ・・・。
今度新しいのをプレゼントしてやるか。
ラザロウお嬢様にも、プレゼントしてやるか、
タチアナお嬢様と同じ物なら直ぐ出せるが相談だな。