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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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203 元勇者一行2

 俺たち元勇者一行は、やっとのことでルガトルポ公国についた。


 ダンジョンマスターの中には、魔石を渡せば転送のサービスをしてくれるマスターもいる。

勿論運ばれる距離、量によって払われる、魔石の量も違うし、

航路が開かれていないところには基本行けない。


 目的地のセブンスターダンジョンへの航路は、現在開設されていない。

噂では、ダンジョン協会とだけ、航路が開かれているみたいだ。


 今回、我々は比較的、魔石の消費の少ない航路を選んだので、時間がかかってしまった。


 ルガトルポ公国首都ボスリは、我々の大三元帝国と比べても遜色ない位発展していた。

さすがに港町であるために、海産物の種類も量も豊富で料理に期待が出来る。

さらに用足しも、水洗がかなり普及しており、衛生面でも不可ではない。


 とりあえず俺達は宿をとり、ボスリを探索した。

飯は、やはり海産物が多く、割と素材の持ち味を生かした料理が多かった。


 俺たちは、セブンスターダンジョンの情報を集めることにした。

飯屋の店員に、心づけを渡すと、いろいろと話してくれた。


 「あれ、お客さんもセブンスターダンジョンに行かれるんですか?」

 「あそこ、最近の話題のところなんですよ、なんでも飯がうまいとか」

 「今年の夏休みには、店閉めて、うちも味の研究に行こうって、話してたとこなんですよ」


 「うちを出て、右に真っ直ぐ行って、突き当りから左に3軒目に雑貨屋があって、

そこにセブンスターダンジョンの衣類が入荷したらしいですけど、まだあるかなあ?」


 「それにしても、お客さんルガトルポ語うまいですね、外から来る人多いですけど、

うまく喋れる人少なくて・・・」


 それにしても、うちの聖女と賢者は語学堪能でよかった、

俺は全然わからなかったけど・・・。


 雑貨屋に行って見たが、もう売り切れてしまったとの事、残念。


 でも、噂では悪い評判はなかった、少しは期待してもいいのかもしれない。


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