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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
191/518

190 勧誘

  ここは、大三元教会の、執務室で罵声が飛び交っていた。


 「おい、大司祭さんよ、俺たちの報酬はいつ払ってくれるんだ」


 「次期ダンジョンマスターが、協会から派遣されることが決まった」

 「それまでは待って欲しい」


 「ちょっと待ってくれ、あんたたちが魔石を持っていて、

商工会に横流ししてるのは知っているんだよ」


 「なにかい、自分らは酒飲んで暮らして、あたしらには金払えないて何?」

 「あんたらの大好きな、シャンヒー神も払いなさいと、きっと言うと思うよ」


 「あ、そうだ、隣の国のインチョキ教もあたしらと会ってぜひ話がしたいとさ」


 「それだけは困る、教会としての面子が立たなくなる」


 「わかった、今とりあえず払える分は払おう、

残りは新任ダンジョンマスターが来てからだ」


 こうして、雀の涙ほどの金を貰った、元勇者一行は、旅に出ることにした。

たぶん、嘘だろうが、新任ダンマスが来た時点でもどってきても良い。


 目標は、噂のセブンスターダンジョンだ。

南国にあり、マナの集まり悪いはずなのに、現役らしい。


       ★  ★  ★  


    セブンスター・ダンジョン


 最近、難民の他に、ポチポチと冒険者がやって来るようになった、

メンタンピンの影響かな?


 冒険者の中には、ダンジョン踏破者という名誉が欲しくて、

ダンジョンコアを壊しに来るやつがいるそうな。


 実際この間遊びに来た、クンリョウさんのところにも何回か来たらしい。

そうゆう時は、亀のごとく、じっと扉を閉ざして我慢比べたそうだ。


 イカ・タコ星人の作った、ダンジョンの壁は硬く、ほとんど壊れないそうだ、

それでも、しつこいやつは、ワザとダンジョンを揺すってやると、

崩壊を恐れて帰っていくそうだ。


 まあ、俺とかはダンジョンコア壊されても、何も問題ない、

逆に、壊されると、協会からのおねだりが、来なくなっていいのかもしれない?



 

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