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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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189 帰還

 次の日の朝、朝もバンキングにした、一般客はいないので、

 身内だけだからだいたい2セットで済んだ。


 昼は一般客も来ていたので、そうもいかなかったが無事終了した。

 何事も慣れは重要だなあ。


 昼食を済ませた、協会一同様には、早々に帰還をお願いした。


 しかし、「ダンジョン、どこ!」と聞いてこなかったのには驚いた、

 視察とは、何をしに来たんだ。


 ホテルでの、ランチバイキングも、だいぶメジャーになってきたはずだ。

 あとは、住民がどう受け取るかだ。


 単に、美味しい物がタダで食べられる企画として受け止めるか、

 自分たちにも、あの料理を再現できないか? 

 あの、トイレとかいう用足しは、自分の家に設置できないか?


 向上心がある者が、三割以上芽生えれば、今回の企画は成功かもしれない。


 この星は、多数の神々がいるが、どれもこれも基本は、

 「食物等は、神の思し召しによって与えたもうたものであるから」

 「神に感謝をし、祈るのじゃ」だから。


 わかり易く言うと、道に金が落ちていた場合、誰かのものではなく、

 神があなたに与えてくれたものになる。


 したがって、美味しい物が食べたいと思ったら、祈るのであって、

 自ら、品種改良をして、美味しくなるための努力をしようとは思わないのである。


 この観点を変えていけば、この星の発展に繋がるだろう。


 今はもういなくなった、イカ・タコ星人の見ていたであろう未来を見てみたい。

 


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