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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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186 領主の挨拶

 俺は、領主のメイドから「あの見かけない人は誰ですか?」と聞かれた。


 俺は、「ダンジョン協会の理事長とその一行だ」と答えた。


 急に、VIP室があわただしくなり、領主がでてきた。


 領主は、俺に確認を取り、ステーキハウスへ向かった。


 なにか「やーなー」予感がしたので、売り切れそうなものを補充して、

 俺も、ステーキハウスの方へ向かった。


 「お食事中失礼します、私はルガトルポ公国アレーナ、

領主アレーナ・ジョゼ辺境伯でございます、以後お見知りおきを」

と挨拶をしている。


 お嬢様もやって来て、自己紹介をしている。


 「ダンジョン協会理事長のバリビューンです、そちらが事務長のダブラス、

知人のヨンさんとクンリョウさんです」と挨拶を返した。


 ん、なんか変だなと思ったが、よく考えれば、

一辺境の領主と片やこの星にある、ダンジョンの実質統括者では、

バリビューンさんの方が役が上か。


 ダンジョンが国にとっての、有益な資源である以上、

そこのトップと揉めるわけにはいかない。


 俺は、正直な話、おねだりをしてくる、おば・・・おねえさんとしか見てなかった。


 領主が変な事を言っている、

「遠方にもかかわらず、ご足労いただきまして誠にありがとうございす」

「おつかれの様でしたら、本日の宿を提供させていただきたいと思います」


 はあ? 確かに遠方から来ているけど、魔法陣で一発だし、

 宿って、ここジャン、泊めるのか? 夕食はどうすんだ!


 「たいへん美味しいお料理の数々でした、宿泊は皆の者と決めたいと思います」


 呼んだわけではないから、早く帰れ。


 「みなさんは、いかがですか?」

 「私は構わないフリーだからな」とヨン。

 「ゴボちゃんもロンさんと仲良くやってるし1泊くらいならいいだろう」とクンリョウ。

 「ダンジョンの視察がまだなので1泊位ならいいと思います」とダブラス。


 「それでは、本日は宿泊ということで、よろしくお願いしますわ」


 その後すぐ、セバスチャンとメイド、料理長が駆け寄ってきた。

これから作戦会議だ。 

 

 

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