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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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179 大三元の誤算

 協会に、大三元帝国から連絡が来ました。


 「大三元帝国は、モルゴン・ダンジョンマスターにご迷惑をかけたことを謝罪する」

 「ついては、貴殿に無礼な行いをした、モルゴンは粛清をしたので」

 「安心をして、ダンジョンに戻ってきて欲しい!」

 

 と言った内容だった。

 

 「で、どうしますクンリョウさん、ダンジョンに戻ります?」


 「どうせダンジョン戻ったところで、恩をきせて」

 「やれ、ポーションを作れ、魔石を作れと言われるのが関の山だろう」


 「ロンさんさえよければ、もう少しドラガンにいたいのじゃがどうだろう」


 「他のダンマスなら、マナ半分になってしまうから絶対拒否だろうが」

 「わしの方が、マナ吸引力強いから、一人と一匹増えたくらいでは問題ない」


 「わかりました、ではしばらくは放置と行きましょう」


 「それにしても、このデザート? というのは甘くて旨いな!」


 「いや、わしもこれの旨さにはびっくりしとるわい、

おかげてこちらに来ることが増えたわ」


       ★  ★  ★


      その頃の大三元帝国、


 「おい、協会からの返事はまだこんのか?」


 「はい、催促はしているのですが、梨の礫で」

 「ひょっとしたら、逃げたはいいけど、マナ枯渇して死んだんじゃないでしょうか?」


 「今回の侵攻で、相当数の魔石、ポーションを使用してるから、

早急に補充をしないと不味いんだが」


 「ここは、有力なダンジョンで間違いないのですから」

 「来期の新人マスターは来てくれるのではないでしょうか?」


 「おいおい、来期まで待てないぞ」


       ★  ★  ★


 「中銀平の馬鹿め、戦争は後から取る事が出来る賞金があるからやるのに、

賞金決める前に戦ってしまうとは、愚の骨頂だな、いやそれ以上に焦っている証拠か」



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