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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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169 ラザロウお嬢様

 話は戻って、ホームタウン、セブンスターダンジョン。


 アビトラ国ガリから戻ってきた、俺は大忙しだった。


 そう、移住希望者が結構いたのだ。


 中には、浮浪者のごとく勝手に、掘っ立て小屋立てて生活しようとする輩まで現れた。


 仕方がないので、マンション群を大量生産中だ。

 一応、主幹線道路を挟んで、商業地区と住宅地区に分けている。

 主幹線道路に近い、マンションの1階は店舗にする予定だ。


 何棟か、インフラの接続が済んだら、タチアナお嬢様から声が掛かった。


 「実は、ラザロウがこっちに住みたいて言ってるのよ」

 「この建物は、そのためのものでしょ」


 「こっちに住めれば、学園で子供たちに勉強を教えられるって」


 「え、他国の領主の娘が、自国に住まないで、こっちで生活して良いんですか?」


 「それは、大丈夫よ、実際王都の学校では、他国からの生徒が住み込みで生活しているわ」


 「わかりました、それで給料と、ここの家賃はどうするんですか?」


 「給料は、マティルデ姉妹たちと同じで、そのかわりここの家賃はタダで」

 「それと、入学希望者がいるんだけど、受け入れてもいいかしら」


 「わかりました、その条件で結構です、受け入れは学園長の判断でご自由にどうぞ」

 「最初から、そのつもりで寄宿舎部屋多めにしたので」


 「それと明日より、一部食事の内容の変更と入れ物の変更をします」

 「入れる方向と、溝にはめ込んでもらうと、料理が出る仕組みにしました」

 「とりあえず、明日の昼のカレーライスからです」


 「そのカレーライスだけど、子供たちには好評だけど、もうちょっと辛くならないのかしら」

 「ホテルのバイキングのカレーは辛くて美味しいから」

 

 「あれは、子供用に辛くなくしてるんです、あとで辛くなる粉を差し上げます」

 「それで調整してください」


 俺はその後「とび○らスパイス」をお嬢様に渡した。


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