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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
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165 コロナウイルス2

 奥さんを治療してやった、俺は神のように崇められた。


 まあ、やっていることは、神の奇跡に近いから問題あるまい。


 どうやら、この男も感染しているようだ、

ただ初期なので症状は出ていないし、元気だ。


 俺は、同じように、この男にも治療してやった。


 俺は、この男にこの村の人口を聞いた・・。


 「え、人口6千人強・・」「村じゃないジャン」

「人口の1/3が感染していたとしたら、2千人」

「うーん、そんなに直に治療していたら、時間が・・」


 まあ、モンちゃんたちには、作り置きしといたから大丈夫だろう。


 何か、よい策を考えるんだ俺!


 そうだよ、湿布薬に魔法陣貼ってやって、光源を肺の中に入れてやればいいんだ。


 確か、肺の厚さは17cm位だから、

貼った方向から8.5cmで真ん中辺に行くはずだ。


 あ、問題があった、おっぱいのでかい人どうしょう・・、

ちちの上から貼ると、肺まで光源が届かないかもしれない・・。


 そうだよ、ちちのでかい人だけ、おれが直に治療してやればいいんだ。

うーん、ナイスベリグッド!! 


 その時、心の中に声が聞こえた気がする「背中から貼ればいいのでは」


 仕方がないので、俺は魔法陣に紐付けした湿布薬を4096枚用意した。


 「おい、おまえこの村に詳しいか?」


 「はい、この村のギルドに勤めておりますので、ある程度はわかります」


 「よしお前、ここに約4千枚、特性湿布薬を用意した」

 「これを咳とかしている病人の背中に、左右に、1枚づづ貼れ」


 「この湿布薬には、この病に効く、魔法が封入されていて」

 「貼ると回復に、向かうだろう!」


 「本当でございますか、祈祷師さま」


 あ、協会と教会、間違えているなこいつ。


 「違う、教会ではない、ダンジョンパワーだ」

 「まあいい、他の患者も実戦で見せてやるから、案内しろ」


 こうして、何人かを、背中から湿布薬を貼って治療してやった。


 湿布薬は透明なシート剥がしてから、1分で魔法陣が発動するようにした。

貼り直したりして、無駄球が出るのを防ぐためである。


 あとは、男のギルドメンバーが一生懸命に治療をしていった。


 「うーん、なんか疲れたな、心の声がしなければ・・」

  

 俺は、あと、だるいやつとかいたら、これを飲ませるようにと、

中級ポーションを512本置いてきた、大奮発だ。


 これで免疫力があがり、もし陽性でも初期なら治るだろう。


 今日は、これで帰って、モンちゃんたちと、やけくそパーティでもするか・・。 

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