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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
163/518

162 大三元帝国2

 ここは、大三元帝国会議室。今ここでとある会議が開かれていた。


 「モルゴンとファン・ゴンに不審な動きがあります」

 「どうやら、独立を狙っているみたいです」


 「今、独立を認める訳にはいかん、認めたら、我も我もと来るだろう」


 「粛清をするにせよ、2ヵ所同時は戦力的にきつい」


 「どちかが独立宣言でも、出してくれれば出兵も、し易いのだが・・」

 

 「でわ、新しい勇者が必要になったので、資金提供しろでいかがですか?」


 「勇者出兵で、諸侯からは特別税取ったばかりだし」

 「逆に勇者逃げたんだったら、金返せという諸侯もいるくらいだ、無理だ」


 コンコン、扉を叩く音がした。


 「入れ、いかがいたした」


 「只今、ファン・ゴンより書簡が届きました」


 「読め」「は」


 「我が自衛都市ファン・ゴンは、勇者逃亡の際、勇者に多額の金品を盗まれた」

 「勇者の責任は、中央の責任であり、これを弁済していただきたい」

 「弁済されない場合は、それに見合う金額の納税を差し引かせてもらう」


 「なんだと、ファン・ゴンめ、舐めおって」


 「わしは、皇帝陛下に禁軍十二衛の出陣要請をしてくる」


       ★  ☆  ★ 


       禁軍十二衛宿舎


 「おい、聞いたか、今度はファン・ゴンに出兵だとよ」


 「この間の、ダンジョンからの暴走で、仲間何人もやられたのにそんな余裕ない」


 「それに、剣や盾どうすんだ、ポーションなんかもダンジョン頼りだったのに」


 「まさか、ポーションなしで戦えとか言わんよなあ・・」


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