159 バイキング再開
ジョゼ領主から、バイキングの催促があった。
まあ、今回予定よりダンジョン空けてしまったし、
モンスターの件でも迷惑掛けそうだから、開催再開することにした。
現金が貰えるとあって、こどもたちにも好評だ。
運行馬車も1台増やして、3台体制にした。
料理の方も前回とほぼ同じだ、違うのは中華料理が増えた点だろう。
あと、子供は0.5人して、2人で大人1人分とした、
泣き叫ぼうが、今回は入れるつもりはない・・はず。
招待券の配る枚数も前回と同じにした。
両ギルドでは、招待券のくじ引きによる、争奪戦が行われたらしい。
後は、アレーナ領主一行の他に、隣のニコス領主一行が新たに加わったくらいである。
前回かなり苦戦した、トイレもだいぶ浸透してきたみたいで、ほぼ無問題だった。
ただ、案内役のミーシャが、赤と青の印は何かと聞いてきた。
俺は「これは、俺が元居た場所の、東京オリンピックという運動会で、
言葉が分らない人でも、男用、女用が分るように作られた印なんだ」
ミーシャは「すごいにゃ、すごいにゃ」と喜んでいた。
好事、魔多しというから、気をつけなければならない・・。
終わって、ダンジョンコアを見たら、連絡が入っていた・・やっぱり・・。