表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第五章 大三元帝国
154/518

153 大三元酒場

 大三元帝国のとある酒場。


 「おい、聞いたか、ダンジョン1位のポンシェが潰れたのを」


 「ああ、モンスターが溢れ出て大変だったらしいぜ」


 「なんでも元は、勇者が逃亡しちまったのが起因らしい」


 「ああそれで脚本が、狂ちまって、修正に向かった魔王たちがいないことにつけ込んで、

弱モンスターが蜂起したんたろ」


 「じゃあ、魔王たちは、まだファン・ゴンに居る訳か?」

 「あそこ、マナないし、もう死んでるんじゃね?」


 「いやいや、当座間に合う位の、魔石は持って行っているだろ」


 「そういえば、勇者の子孫、奴隷紋つけられて、討伐に向かったんだよな」


 「まあ、返り討ち合うのが関の山だろうが、教会も邪魔者には早く死んで欲しいんだろ」


 「それで思い出したけど、勇者の討伐、賞金ついたんだってな、

20ダンジョンインゴッドだそうだ、確か、生死は問わないらしい」


 「おお、それは豪気な、俺様も勇者討伐に出向くか? ハハハ・・」


 「それより、魔王討伐の方が楽じゃね? マナが尽き掛けのところを強襲」

「国からたっぷりの報奨金貰えるんじゃねえ?」


 酔っ払いたちの話は、まだまだつづいた。


       ★  ★  ★


 その頃の、ファン・ゴン。ダンジョンを偵察に行っていた部隊が戻って来た。


 「どうだった?」


 「まったく、何もありません、もぬけの殻です」


 「いったい、やつらどこに行ったんだ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ