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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第四章 勇者編
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147 決戦

 いょいよ決戦の朝となった、こちらは準備万端である。


 朝は洋食系モーニングだ、ホテル仕込の逸品ぞろいだ。


 試しに、ミーシャの好きないくら海鮮丼鰹節載せを出したら、

意外に、ミノタウロスが海○雄山並にうんちくを垂れて、

海鮮丼食べたのには驚いた。


 いよいよ、一騎打ちの開始時間が迫ってきた、

うちからは、ラン・スウ四天王、対する勇者リーチェ。


 お互いの罵倒合戦から、試合開始となった。


 ラン・スウが迫真の勢いで勇者に斬りかかかろうとした時、

横から様々な攻撃魔法が浴びせられた、

迷彩の魔法を使い、勇者の仲間たちが隠れていたのである。


 もちろん、こちらはそんなものは、すでに読み込み済みである。

迷彩に対しては、幻影、事前にラン・スウを走らせて、

パーティクルビデオ録画、そして今、再生をした訳である。


 なんだ、ラン・スウが消えた? どうなっている?


「こら、勇者不意打ちとは卑怯だぞ!!」 うちのモンちゃん達から非難の声が上がった。


 これは、まずいと思ったのか、勇者は脱兎のごとく逃げたした。


 「今のは何? 幻影魔術使えるモンスターがいるの?」


 これは不味いと思ったのか、他の勇者一行も逃げ出した。


       ☆  ☆  ☆


 城内まで逃げ帰った、勇者一行は、罵倒合戦が始まった。


 「ちょっと、なんであんたが真っ先に逃げるのよ」


 「それは、お前たちが、あいつに手傷を与えられなかったのが悪い」


 「え、私たちが悪いですって・・」


 「まあまあ、仲間なんですから・・、落ち着いてください」

「それに教会としては、すぐ本部に対応できる、魔導師を手配しましたから」

 

 教会の取り持ちにより、その場は解散となった。


 「なあ聖女シュンよ、今回は勇者生贄に出して、手打ちし方がよくないか?」

「後ろで、野次ってたモンスターのあれ、たぶん将軍級だ」

「俺らと同格だと、数で負けている俺らのが分が悪い」


 「わかったわ、何か作戦を考えましょう」



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