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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第四章 勇者編
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137 都市ファン・ゴン

 ここは、都市ファン・ゴン、大三元帝国の中堅都市だ。


 最近の中央はきな臭い、魔王復活のためか、教会の連中がチョロチョロしている。


 おっと自己紹介が遅れた、私はファン・ゴン自衛団騎士団長、コスタス・マノラスである。


 「騎士団長、北西2kmあたりに、ダンジョンらしき反応があります」


 「予想通りだな、勇者との戦で、あわよくば、うちの戦力を削いでおこうという作戦だろう」


 「どうしますか?」


 「今、うちが行った所で、逃げられて終わりだ」

「なに向こうは、勇者との戦を望んでいるのだから、その通りにしてやればいい」


 「こちらから打って出て、わざわざ戦力消耗させることもない、

万が一攻めて来たら、防戦徹底していれば、向こうはマナ尽きて撤退するだろう」


 「中央に連絡して、勇者呼びつけてやれ」

「今回は、勇者負けるという噂があるから、来ないかもしれないがな」


       ★  ★  ★


 何か知らないが、騎士団の連中が、ダンジョンの周りチョロチョロしてるな。

たぶんこれ、ばれてるな、まあ万が一攻めてきたら。とんずらするか。


 だいぶダンジョンできてるし、後はマスターに言って、モンスター送ってもらえばいいか、

あ、そうだ、あの生意気な勇者に果たし状でも書いてやろう。


 どうせ、あのバカ勇者王都でのんびりしてるだろうから、日時は一週間後でいいか。


       ★  ★  ★


 おい、ダンジョンからモンスター出てきたぞ、ん? 何か投げたぞ。


 なになに「はたしじょう」


 「ばかゆうしゃよ、ぜんかいはさんざんせわになったな、

おれはじこくからふつかつしてきたぜ、

おまえのような、すけべでへんたいでおんなったらしやろうは、

おれがてんにかわってせいばいしてくれる、くびをあらってまっていろ」


 「けつとうび○がつ×にち、とうだんじょんにて」


 おう、随分強気だな、団長に知らせるか・・

それにしても漢字くらい使ってくれよ、読みずらくてしょうがない。


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