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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第四章 勇者編
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131 本家と分家

 話は少し戻って、ポンシェダンジョンマスター。


 まだ、時間があるとはいえ協会に、新規ダンジョン申請だけはしておくか。


 テレポートに使う魔石は勿体無いが、必要経費だ。


 こうしてポンシェはダンジョン協会に行った。


 「あらポンシェさん、いらっしゃい、本日はどの様なご用件ですか?」


 「新規ダンジョンの申請に来た」


 「新規ダンジョン? 今年の分はもう終了してますよ」

「分家の申請じゃないんですか?」


 「ああ、そうだったな、なんせ10年ぶりだからな、分家の申請を頼む」


 「はい、ではこちらが分家申請書になります、サインお願いしますね」


 「それでダンジョンコアですが、サブマスターが触ると登録するようにして、

そちらのダンジョンに送りますね、絶対に他の方が触らないでくださいね」


 「うむ、わかっておる」


 「で、どちらに分家作るのですか?」

 

 「ファン・ゴンだ」


 「ファン・ゴンですか? あそこを攻めるとなると戦力相当いるのでわ?」


 「そうなんだが、しかたがない」


 「それでしたら、こちらも好都合、実はマルコのギルメンが、

弱いモンスターしか狩ってくれないんですよ」


「上位モンスターを、今回は下位モンスターと同じ、

ダンジョンポイントでお出ししますので、いかがでしょうか?」


 「それは願ってもないことだが」


 「但し、ご希望にできるだけ沿うようにしますが、取ってくる方があの方ですから」


 「うむ、それもわかっておる、後は、よろしく頼む」


 「でわ、注文の日時決まり次第、早急に遅らせてもらいます」


 こうして、ダンジョン協会とポンシェの会合は終わった。

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