128 反省会
ホテルランチバイキングも、もうすぐ終了だ。
後で、反省会をしないといけないな。
とりあえず、開店記念として用意した、パン(MIYA○I)と、
ブルーベリージャムのセットをおみやげとして持って帰ってもらおう。
現物はもう用意してあるから、あとは渡すだけだ。
ん、外に領主とお嬢様がいるじゃないか、よく見ると執事のセバスチャンもいる。
あれ? 帰る客にセバスチャンが、パンセット渡している・・。
貰った客は、みんな領主様に一礼して帰っている、
おいおい、これじゃまるで領主が施しをしているみたいじゃないか?
このポジションは孤児たちにお願いしていたはずだが、やられた。
まあ、他の国の極悪非道領主よりかは、いいか。
あとは、馬車わ運行した御者に差し入れとお礼を言っておこう。
お礼を言いに行ったら。
「長い間、御者をやってきたが、こんなにお礼を言われたことがねえ」
「かえって、楽しませてくれたくらいだ」と言われた。
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反省会
では、反省会を始めたいと思います。意見のある方は、手を上げてください。
はい、ペレイラさんどうぞ。
「やっぱり、スプーンとフォーク盗まれすぎの気がします」
「それに関しては、明日は粗品として最初から大・小2個づつあげる予定です、
使い終わったら持ち帰り可、いらなければ置いていくでやってみようと思います」
つぎ、マイケルさんどうぞ。
「用足しの説明ですが、僕1人だときついです、
途中から学園の人に手伝ってもらいましが、2人いないと厳しいです」
「わかりました、明日は2人以上で組めるようにしましょう」
つぎ、マティルデさんどうぞ。
「一部のお客様に、酒を出して欲しいと要望されました」
「当面、昼はあそこでは、酒出す予定はありません、
どーーしてもうるさい客は僕の方でなんとかします」
以上で反省会を終了します。本日はみんなお疲れなので、こちらで夕食になります。
がんばってもらったので、ローストビーフ、仙○牛も出します。
「ミーシャすごくがんばったにゃ、いくら丼が食べたいにゃ、
鰹節をかけて食べると最高にゃ」
要望を聞く前に、言われてしまった、まあ出してやるか。
こうして、明日への準備を進めるのであった。