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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第四章 勇者編
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127 ホテルバイキング3

 問題は、スプーンとフォークが足らなくなってしまったのである。


 「だから言ったんですよ、金のスプーンとか、くすねるに決まってます」とペレイラ。


 「まあ、宣伝になると思えば・・」「今追加だすから待ってね」

と俺は言って、7ッ星の入った、スプーンとフォークを出してやった。

まさか、各512本用意したスプーンとフォークが無くなるとは思わなかった。


 最初は、あまり好評じゃな行ったライブキッチンだが、

食べている人が、口伝に「これうめえ!、食ってみろ!」と宣伝してくれたので、

今では、ちょっと並んでいる人気ブースだ。


 料理長、エウゼビオさんとも相談して、今回は、おろし、塩。ガーリックソースにした、

わさびは、オプションとした。


 それにしても、デザートの減りが早い、

テーブルに15個12種類、さらにすぐ後ろのバックに各15個用意したのだが、

あっという間に、前線は駆逐されてしまった、後方支援も物が尽きそうである。


 子供たちが俺に助けを求めてきたので、しょうがない、

各15個×2を出してやった、これでしばらくは持ちこたえることができるだろう。


       ★  ★  ★

 

 私の名前は、ルデ・コスタ、ルガトルポ公国アレーナ町ギルド職員長をやっている。


 あのダンマスが、この世の物とも思えない、甘味を持って来て、

みんな半狂乱になったが、甘味だけじゃなく、

他の料理もうまい、こりゃ明日もぜひ食べたい。


「ネイデちゃん、これ明日食べられる妙策ない?」


「そうですね、招待券、今日使っちゃいましたからね、明日の分はないです」


「マスターが土下座して頼むとかはどうですか?」


「おいおい、それは勘弁してくれよ」


「あ、私妙案思いついた」


「あのダンマス、孤児院、助けたりして、子供に甘いじゃん」

「子供に、おいしかったので、明日も食べに来たいけど駄目ですかと、おねだりさせよう」


「そうだな、駄目元でやってみる価値はあるな」


 子供が俺の元に、お礼を言いに来た、


 「とってもおしいかった、また食べたい・・」「あれ後なんだっけ?」


 俺は、ギルドの面々を見た、目が合ったら伏せやがった。

まあ、大体うまくいったし、明日もやってやるか、

俺は、ギルメンに招待券渡したら、神を崇める様に感謝された。


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