126 ホテルバイキング2
ホテルの前では、もう人だかりがしている、60人位はいるのだろうか?
どうも歩いて来ている人もいるみたいだ。
この星では、水が少ない、みんなホテルの前にある人造湖に興味津々のようだ、
噴水出しておけばよかったかな? まあ後の祭りだ。
一応午前11時開店の予定だが、このペースでいくと、
午前10時40分位に、第2陣が到着するだろうから、到着したら開店するか。
ちょっと早かったが、第2陣が到着が到着したので、ホテルのドアを開けた。
みんな、すぐに入ってきたが、立ち止まった、
壁画がバーン、シャンデリアがドーン、超豪華なロビーに固まっていた。
「お食事は、2階レストランになります」この声に気を取り戻したのか、
みんな2階へ上がっていった。
ほとんどの人が招待券を持って来ていた、ただ子ずれが子供は人数に含まれないとか、
勝手な解釈をして、ごねていた、まあここまで来て帰ってもらうのも可哀想なので入場させた。
やはりデザートコーナーに、人が殺到していた、先頭集団はギルドの面々である。
「こちらのデザートは、1回につき3個までです」
「食べ終わったらまた並んでくださいね」
今回用意した、デザートは12種類、ちょっと絞り込んでやった、
もちろんギルドに持っていった、5種類も並んでいる。
サラダはたった4種類、彩り野菜のミックスサラダ(人参ドレッシング)、
ロメインレタスのシャキシャキサラダ、韓国風チョレギサラダ、ポテトサラダ、
カスタマイズも考えたが、後日にすることにした。
メインの肉料理は、ローストビーフはやめた、タダで因縁つけられたらたまらん、
それでもローストポーク・グレービーソースは並べてやった。
あとは、ライブキッチンでヒレとサーロインのステーキである、
今回は、流石に仙○牛ではなく、普通の黒毛和牛にした。
もちろん他にも、キッシュ、エビフライなどの揚げ物類、
パン、スープ、ジュース各種、コーヒー、紅茶などを用意したやった。
子供たちも、一生懸命料理の説明をしてくれている。
どのテーブルからも「うめえ、美味しい、なんじゃこりゃ」と歓喜の声がしていた。
だが、問題は発生した。 つづく




