120 マルコ協会会議
ある男が、マルコ協会に帰ってきた、ドラゴンロンの人化した姿である。
「あらロンさんお帰りなさいです、それで星野さんとの話し合いはどうでした」
「断られはしなかった」
「そうですよね、やっぱり断られましたか」
「いや、断られなかった」
「うそ、うそ、もう一回言ってください」
「だから断られなかった、ただし条件が付いた」
「勇者か魔王のどちらかを潰していいかと・・」
「そんな無理ですよ、ロンさんじゃあるまいし、どちらかを倒すだなんて」
「可能だと思う」
「うそ、まじですか」
「おまえたちが使っているダンレンジなる物の、マナが尽きていないのが証拠だ」
「そうですよね、なんでずっと動くのか不思議だったんですよ」
「で協会としては、どうするのだ、どちらかに潰れてもらうか、
それとも手出ししないで欲しいのか返事をくれ」
わかりました、少々お待ちください。
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「協会の決定がでました、魔王側に潰れてもらおうと言うことです」
「あいわかった、伝えてこよう」
「その必要はありません、星野さんのダンジョンコアに連絡入れときます」
「あまり無理な要求はするなよ、ケーキもっと増やしてくださいとか」
「う・・・・」