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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第四章 勇者編
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117 モンスター派遣

 「で、魔王側にモンスター等を供給しているのが、ダンジョン1位のポンシェというやつだ」


 「それで、まさか僕にそのポンシェを倒して欲しいとかじゃないですよね」

 

 「いや、倒すどころか、むしろ支援をすることになる」


 「はあ?」


 「実は、ポンシェのダンジョンは、マナの集配が良くない、

ただ裏技を使ってダンジョンポイントだけは持っている、

つまり、そのポイントを使って、協会にモンスターの派遣を依頼してきたのだ」


 「つまり、勇者と戦うのにあたって、ある程度の戦力は欲しいと」


 「勝ち負けは決まっているが、それなりの演出はしたいということだ」

「それで、いつもはロンがマルコダンジョンいるモンスターを、

適当に見繕ってポンシェに送っているんだが」


 「我らの使命は、本来は諦観者、あまり口出しをしたくないのだ」

「そこで貴校に白羽の矢を立てたのだ」


 「僕のメリットは何ですか?」


 「メリットは特にない・・、協会に恩を売れるくらいだ」


 「お断りします、ただしその茶番劇を壊していいよ、

というのでしたら検討させてもらいます」

 

 「ん、具体的にはどうゆうことだ?」


 「つまり、送り込むモンスターを強力な者にして、勇者側壊滅とか」

「逆に、ダンマスの手に負えないモンスター送り込んで、魔王側壊滅とか」

「それでよければ」


 「わかった、一度協会に戻り検討してみる」


 そう言って、2匹のドラゴンは帰っていった。


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