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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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114 ライブキッチン

 さあ今日は、領主様の歓迎バーティをやってやるか。


 ちょうど、ライブキッチン用に鉄板あるし、

肉は、仙○牛だし、ステーキでいいか、さっぱり食べられるように、

おろしとヒマラヤピンク岩塩、それとわさびでいいか、

まあ日本でもお大尽しか食べられないけど、大奮発だ。


 さっそく料理長と試食タイムだ、この星では肉はあまり肉を焼いては食べない。


 理由は簡単で、モンスターの肉はマッチョなので、脂が少なめで、肉質も硬い、

畜産という考え方もないので、産廃に近い肉しか回ってこないので硬い、

ゆっくり煮込んで、柔らかくして食べるが一般的だ。


 料理長に肉を卸してもらったら、びっくりしていた。

「これは、伝説の魔剣ですか?」


 「いや、ニ○リのオールステン 三徳包丁ダマスカスだけど」


 「すごい切れ味だ」

 

 そういえばこっちは、思ったより製鉄技術進んでなくて、包丁とか切れんのよね。


 料理長に、とりあえず肉を焼いてもらった、すげーよく焼く、ウェルダン状態だ、

何か勿体無い気もするが、まあいいか。


 俺の方も軽く焼いて、レアで、とりあえずなにもつけずに試食だ。


 料理長が「生焼けの方が、うまい」と。


 今度はレアで、わさびをつけて食べてみた、「うん、うまい」

調理の方向が決まった、大人はわさびで、子供は塩かおろしで・・。


 そうこうしているうちに、領主たちがやって来た。


 領主は先頭1番がぶりつきである、以下お嬢様の面々が続く、

ライブキッチンのステーキは、サーロイン、ヒレ各約100gにした。


 バイキングにも慣れたのか、手馴れた手つきで、欲しいものを取っていく、

もちろん肉も、両方持っていった。


 もちろん酒も出してやった、普通は赤ワインなんたけど、

和牛の霜降り肉は、質が高ければ高いほど脂の割合が多くなり、

赤身よりも脂を食べているようなものになる、そうなると、その脂をより美味しくするためには、

赤ワインよりも白ワイン方が合う。


わさびの方は「アンドロー・リースリング」、塩の方は「ムルソー」にしてみた。


 VIP室では、美味しい、美味しいと、すくにお代わりに来た、

勿論子供たちにも好評だった。


 そりゃそうでしょ、王侯貴族でも、こんなの食べられません。


 夜空が綺麗だったので、噴水ショーもやってやった。

領主以下子供たちも、口を開けて呆然としていた。


 ミーシャだけは「水の妖精さんにゃ」「すごいにゃ、すごいにゃ」と大喜びだった。



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