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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
113/518

112 領主とお嬢様

 ホテルの外には、豪華な黒い馬車の姿があった。

 

 「おまたせしました、お父様」


 「それで守備はどうだった?」


 「まあまあですわ、残念ながら料理の調理法は教えてもらえませんでした」

「その代わり、このホテルとかいうところに住むことは認められました」

「わたしも、案内して貰いましたが、かなり豪華です」


 「あのうち(領主邸)も、結構ボロくなって、修繕費もことかく有様だからなあ」


 「戦争をする時は、相手のダンマスを潰せとは、よく言ったもんだ」

「なんせ金目のものを、ポンポン生み出すことが出来る、金の鳥だからなあ」


 「あと、お父様、なんでも病院とかいうのを作って、

エリクサーとか上級ポーションとか置くみたいですわ」


 「もう少し早く手に入っていれば、あいつも・・」


 「お母様のことは、しょうがありませんわ」


 「あ、そうそうココはあくまで仮住まいで、新しい領主邸作ってくれるそうです」


 「本当か、あいつが作るなら、そうボロ屋敷ではあるまい」


 「それで、どうします、今日からこちらに泊まりますか」


 「そうだな、この黒い馬車で乗り付けているんだから、ばれてるだろうし」

「挨拶しておくか」


 「私は、子供たちと寄宿舎に戻りますね」


       ★  ★  ★


 「お待ちしてましたよ、領主様」


 領主たち一行は、ロビーに入るなり固まっている。

そりゃ、シャンデリアドーン、天井高ッ、超豪華であるから。

しょうがないので俺は声をかけてやった。


 「ここは、あくまでも借り住まいで、お譲りはしませんのでよろしく」

「そのうち、王城より、すごいやつ作りますから・・」


 「それはすごいな、期待しているよ」


 「それでは、部屋にご案内しますね」


 こうして俺は、領主一行を、5階と4階に案内をした、

中を見た面々は、もう調度品があり、即住めそうなのにびっくりしていた。

 

 領主は5階スイートルーム、その他は4階のツインルームにした、

本当に、ここ使っていいのか言われたが、俺は「どうぞ」と言ってやった。

多少部屋壊されても、元データーは取ってあるので、すぐ修復できる。


 詳しい説明は、ジョアン一家と獣人2人にやらせるつもりだ。

俺は、料理長をつれて2階、レストランに向かった。


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