表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
111/518

110 相談

 やっと帰ってくれたわ、冒険者。

 

 こっちが下手に出ると、すぐに付け上がって調子に乗るし、

お嬢様に借りを作っちまったな。


 食堂で、メニューを考えていたら、お嬢様がやって来た。


 「ちょっといいかしら」


 「はい、なんでしょう?」


 「実は、あなたの作る料理をお父様と、セバスが気に入っていて、

うちの料理長に、教えて欲しいんだけど、駄目かしら?」


 「教えるのは構わないですけど、難しいと思います」

「僕の作っている料理は、このダンレンジを仮想ダンジョンとして、

モンスターの変わりに料理を出しているだけですから」


 「あらそうなの?」


 「大体の料理の作り方はわかりますから、教えられないこともありませんが、

ダンレンジで作られた物より、遥かに劣ると思います」

「それに俺にしか手に入れられない、材料も色々あって難しいです」


 「どうしも食べたいというのでしたら、こちらか、ホテルに来ていただかないと」


 「わかったわ、父にもよく言っとくわ」

 

 「で、こちらから相談なんですけど、そろそろホテルのバイキングをやろうかと」

「商品の選定もだいぶ進みましたし、子供たちに手伝ってもらって」

「とりあえず、試験的に土日の昼だけでもやってみたいなと」

 

 「子供たちにできるの?」


 「まあ、料理の前に立ってもらって、料理がなくなりそうになったら、

僕に知らせてくれる、いわば注文取りですから難しくはないと思いますよ」


「まあ、今日の夜から2班に分かれて実戦してみるつもりです」


       ★  ★  ★


 さっそく、先に食事をする班と、後で食事をする班にわかれてもらい、

実戦形式で、バイキングをやってみた。


 特に問題はなかったが、人数増えたらどうなるかわからない。

まあ、院長と準研修員2人に手伝ってもらえばなんとかなるか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ