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ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
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109 お殿様

 メンタンピン一行の朝は、遅かった。


 旅の疲れが出たのか? それともアルコールによるものかは判らないが、

昼近くまで、ぐっすりお休みになった。


 ちなみに、寄宿舎とホテルのメンバーには、目覚まし時計を渡してある。

みんな魔道具が貰えたと大喜びである。


 さすがに4人相手に、大浴場沸かすのも、もったいないし、掃除が大変だ。

黄金風呂とジャグジーに、入ってもらい。遅めの朝食にしてやった。


 海の町ということで、海鮮丼と色々なフライ類、焼き魚を出してやった。

酒はないのか、昨日のクレームブリュレはないのか、ブーブー煩かったが、

無視してやった。


 朝食も食べたし、綺麗になったし、目的のダンジョン調査も終わったし、

さあ、あとは、お帰り願おう。


 もう殿様気分で、めちゃくちゃ帰るのを嫌がったが、

こっちも、接待している時間がない、お嬢様が出てきて、

帰れコールしてくれたおかげで、何とか帰ってくれた。


 そのあとメンタンピン一行は、国に帰り、

うちの宣伝をしてくれるとばかり思っていたが、

なんでも帰る途中途中でトラブルを起したらしい。


 おそらく「なんだこの汚い宿は、こんなのに金払えるか」とか、

「なにこの不味い飯は、犯罪奴隷も食べないわ」とか喧嘩売りまくったんだろう。

で、喧嘩沙汰になり、捕まったらしい。


 最初は、犯罪奴隷になりそうだったが、大国の冒険者ということで、

罰金で済んだらしい。


 当然本国の任務は、不履行、パーティの級も降格で解散したとのこと。

間違っても、うちに戻ってきて欲しくないな。


 そういえば、「行きはよいよい 帰りはこわい」て歌もあったな。




 

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