表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミニマムはマキシム  作者: 特技は穴掘りナノ
第三章 キョウからアースへ
105/518

104 セブンスターダンジョンヘ

 俺たち、メンタンピンは、セブンスター・ダンジョンへと歩みをすすめていた。


 「しかし、ホント何にもねえど田舎だなあ」

「行ったら、潰れてましたしゃ洒落にならんぜ」


 「それにしても、この道は何なんだ、やたら広く、丁寧に舗装されていやがる」

「人は全然歩いていないのに、こんな道いらんだろ?」


 しばらく歩いていくと、りっぱな門が見えてきた。

 「これがそうなんじゃね」

 「そうだな、セブンスター・ダンジョンへようこそ」と書いてあるぞ。


 中に入った、4人組みはさらにびっくりした、道路が広くなって、街灯があるのである。

 「家ないのに、道だけりっぱだなあ・・」

 「お、あそこに建物と、人がいるな」


 「よお、兄ちゃんたち、ここで何してんのかな?」


 「サッカー」


 「サッカー?って何?」


 「手を使わないで、球を蹴る遊び」「そんなことよりおじちゃんたち誰」


 「ダンジョンができたと聞いたから、見に来たんだ」


 「じゃあ、ダンマス呼んでくる」

そう言って、子供たちは建物の中に入って、いなくなってしまった。


 「おいおい、どうやらここがダンジョンの入り口みたいだけど、

子供たちだけで入ったけれど、大丈夫なのか?」


 建物の中から、青年が現れた。彼がダンマスなのだろう。


 「ようこそいらっしゃいました、当ダンジョンのマスター、星野です」

「で本日は、どのようなご用件でしょうか」


 「俺達は、メンタンピンというパーティだ、ダンジョンが新しくできたと聞いて見に来た」


 「あれ、アレーナの町ギルドには、まだ製作中だから公開待ってねと言ってあるんですが」

「それにモンスターいないし、景品も出ないから来ても無駄足になるよって」


 「まあ、遠路はるばる来て頂いたので、冷たい飲み物と菓子を出しましょう」

「その後、作り掛けですけど、ダンジョンもご案内します」


 そう言われ、メンタンビン一行は、建物の中に入っていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ