000 ミニマムはマキシム
ちょっと難解な小説となっております。作者の独断と偏見で書かれており、
その手が嫌いな方は、他作品をお薦めします。
初投稿なので、誤字等は、できるだけ、直して行きたいと思います。
プロローグ
みなさんは、メビウスリングというのを、ご存知でしょうか?
そうそう、帯状の長方形の片方の端を180°ひねり、
他方の端に貼り合わせた形状の図形(曲面)なんですよ。
まあ、難しい話はおいといて、2次元において始点と終点が同じなんですよ。
これの3次元版では、クラインの壺とか言われていて、興味ある人は調べてください。
で、何が言いたいというと、私らの住んでいる宇宙の外は、どうなっているのか?
一応は限界があり、壁で被われていると、言われているみたいです。
逆に、ドンドン小さくしたらどうなるか?
いまのところ物質の一番小さいものは素粒子らしいです、
球体で、こちらも外壁の被われているみたいです。
感の良い人は、ピーンときたかもしれませんが、宇宙の果ての外壁と、
素粒子の外壁が繋がっていたら、
そう、メビウスリングみたいに、始点と終点が、同じみたいなことにならないかと。
つまり、ミニマムはマキシムに、ならないかということです。
それを、おもしろおかしくした小説?が、この作品です。
1話は、短めで、なるべく読み易いように作ったつもりです。
英語だと、最大はマキシマムですけど、ラテン語では、大きい、偉大なことをマキシムと言うので、
ワザとこちらにしています。