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第4話 妹

まだ頑張ります。



ステータスも貰い家に着いた。

お父様たちにいやらしい目で見られなかったか?等かなり質問攻めされた


やっと解放され約束通りアンリと部屋に向かった。


「それで、どうしたの?」


「その前にステータスを見せ合いましょう!」

アンリの言い方的に恐らくステータスに関係しているのだろう。

そこから1つあり得ないと思っていた可能性が再び浮上する


「....わかった」


でも、ここはそうしなきゃ話が進まないから乗ることにした


「じゃあせーので行くよー」


「ええ」


「せーの」


「「オープン」」


すると私のアメジストのようなステータスと、アンリの琥珀のようなステータスが再び現れた


――――――――――――――――――――――――


セレネ・フィール・ザイディアス



魔力:∞


魔法:

時空魔法位階6《概念魔法》、聖Lv1


能力:

昇華〈使用不可〉、時空支配、記憶の書庫《叡知明晰》、成長、

具象化、超演算・処理


特殊:


時空の代償


世界の祝福


始まりの導き


世界の過保護


女神のお気に入り


概念の代償


観測者


調律者


始まりに至る者



??:《????》《??????》《????????》《????》


 


――――――――――――――――――――――――


アンリ・フィール・ザイディアス

種族:人間


魔力77,777


魔法:属性魔法Lv1 

      

能力:反転・逆転、吸収、合成、武具創造・操作、成長、


特殊:


世界の祝福


女神のお気に入り


分かつことの無い愛


前世の繋がり


不可侵の愛


魔闘神姫


女神のお節介


始まりの気遣い


守護者


??:《?》《???》


――――――――――――――――――――――――


「っえ....まさか」


..まさか...そんなこと..


私はアンリのステータスを見て、先ほどの仮説がどんどん自分の中で大きくなっていっている




「うふふ。そうだよお兄ちゃん」


固まる私を見て、私が考えている事を察したアンリは、私の考えが当たっていると肯定した。



数秒私は機能停止した後、最後にもう一度きく・・・


「お前、まさか本当に遥なのか..」



「あはは、良かった~ちゃんと覚えてくれてた」



「そりゃ当たり前だろ。..それよりも遥はどうやって俺だって確証を得たんだ?」



「えーと多分前世の繋がりの部分だと思う。まぁそれが無くても行動とっさの行動は兄さんとまったく変わってなかったからねー」



私は、その言葉から遥を感じると一気に気が緩み、遥への心配や今まで1人ぼっち見たいで寂しかった気持ちなどが、涙と共に溢れだした。



「どうしてもっと早く教えてくれなかったのよ!」



そう言いながら私は妹に抱きついた




「うーん・・私、生まれた時は記憶や前世の意識は無かったんだよね。私が私として目を覚ました時はお姉ちゃんが倒れる所でさ・・・しかも私の記憶を思い出す前の記憶もあったせいで、私がお姉ちゃんをこうしたんだって思ったら頭がぐちゃぐちゃになって・・・それでまあ、あまり自分から言い出せなくなっちゃったっ!見たいな?」



アンリは私を抱き返し、子供をあやすようにそういった



「・・・・・・」



私がまだ納得していないと感じ取ったアンリはさらに喋る



「それにさ?証明できるものが欲しかったし、それにせっかくならしっかりと喋れるようして驚かせたかったし..ごめんなさい」



その言葉を聞きアンリが本当に反省しているのを感じ、私は自分の中の怒り、や悲しみがどんどん消えていき、逆に、『もう世界に、自分一人だけ・・一人ぼっち』という寂しさが無くなると知り、安心感がどんどん強くなり




《ポスッ》




「心配させるんじゃ無いわよっ!..もぅ」






それから私は再び妹の中で泣いた。

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