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愛情と看病

めっちゃ遅れたー



マジですみません。そして今回もそこまで長くありません




次の話はもっと早く出したいなと思っています

「お嬢様、御加減はいかがですか?」





あの後、急いで駆けつけてくれたお父様や殿下たち、


殿下達が触ろうとした瞬間に射殺さんとする視線を放つアンリ、


怯える男ども


そしてメイドたちがわたしを部屋に運び献身的に看病してくれた。


お父様が近付て来て、それを睨み付けるアンリ


なにも、実の父親まで避けなくても・・・


ちなみに、お母様や、王女はセーフだった



・・・王女様は結構睨まれてたけど



まあ、お陰でパーティーはサボれたから良かった。


現状を言うと、身体・・・特に下半身が余り動かず、魔力も乱れて当分なおりそうにない感じだ


当然のように絶対安静で、


私がベッドで寝ているとノックの音がなり、バァァン!!という音とともにドアが勢いよく開いた。


ドアが開くとともにアンリが飛び出してきた。


「お姉ちゃん!!!!!!!!」



あんりは、扉を勢い良く開けると、私に向けてダイブした


弾丸のようにまっすぐ私に向けて迫るアンリ


対してまともに動けず現在進行形で弱体化中の私


普段はかなり加減してくれるし、身体強化もそこから合気…力の受け流しもできた。だが、こんかいは能力もまともに使えずアンリはタガが外れて加減してくれるかも怪しい。




あっ、つんだ・・・・・・



、迫りくる衝撃と苦痛を悟りぎゅっと目をつぶる


ぎゃんっつ!!



_____________ん?



自分のじゃない衝撃による痛みの声。

いつまでたっても来ない痛みに疑問を持ったセレネは恐る恐る目を開ける



するとそこにはお母様に鷲掴みにされてるアンリがいた。



「いった~、誰?」


アンリは軽く睨む様に原因へ視線を向け


その正体を確認したと同時にアンリの顔色は見る見るうちに悪くなっていった



アンリの頭をわしづかみしている者、母のソフィアは手にさらに力を入れ般若をまといアンリに怒鳴った



「何?ではないでしょ!このバカ娘!」






あれから数十分。アンリはソフィアお母さまからこってり絞られていた。



途中私の様子を見に来たお父様たちが、お母さまを止めたり、私と話そうとするために中に入ろうとするが



お母様とアンリのものすごい殺気と威圧のこもった視線にそこから前に踏み出すものはおらず全員が『お取込み中失礼いたしました』と言わんばかりに一歩下がりドアをそっとしめた。



ソフィアお母様はまだわかる。


なんでアンリアンリまで追い出そうとするんだよ、せっかくの助けだぞ・まぁほとんど使い物にならないけど



・・・・あぁ、俺か


なんでって思ったけど、弱ったところは危ないとあ思ったのかな?


まあ、今押し倒されたら抵抗できる気しないけど・・・・・



ソフィアはアンリをこってり絞り終わり最後にやさしく二言くらい話した後、私に『アンリがごめんね』といった後頭をやさしくなでて退出した。


今は置いといてとりあえずアンリを慰めなきゃ


「アンリ」


アンリはビクッと軽くはねた後、普段では考えられないくらいしおらしい姿、・・・何かにおびえた姿・・・


いや、はたから見たら自意識過剰と思と思われるかもしれないが、おそらく私に嫌われる、捨てられることを恐れているのだろう。


「アンリ」


セレネは眼前でおびえているアンリの名前を呼び、怯えで軽く震える体を軽く抱きしめる。母親が泣いている子をあやすように。



「ふぇええっ!」



怒られると、嫌われるかと思っていたアンリは、セレネの予想外の行動で軽くパニックに陥る。



急な行動によって軽くパニックになっているアンリの久しい表情にほっこりしながら私は言葉を紡ぐ。


「大丈夫。そんなことで嫌いになるわけ無いじゃん、どれだけ一緒にいると思ってるのよ。それを含めて、それを受け入れるのがお兄ちゃんって奴だよ。」



そういいアンリが落ち着くまで軽く抱きしめたまま頭をなでていると



「でへっ・・・でぅふふ」

・・・・・ん?




「ハアハア・・・いいにおい。今も昔もいい匂い、におい和変わってもやっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃん・・・・んっお姉ちゃん…デュフフッ」




ちょっとーアンリさんや、立ち直り早すぎやしませんかね?


さっきまでの涙は何だったの?



・・・ハアそんな顔されたら怒れないじゃない


セレネはアンリの変わり身の早さに戸惑うものの、そのアンリの幸せそうな笑みを見て、《ふふっ》と笑みをこぼしながら再びアンリの頭をなでた


でもまあ・・・・元気になってよかった。



すぎあの激怒、から少し空きそろそろ落ち着いた頃と、セレネのお世話に来たメイドは、ある光景を目にした。


そこの部屋は、幸せそうな笑みを浮かべて抱き着く妹と、それを少し困ったような、でも優しい笑みを浮かべ頭をなでる姉。



その二人の空間には白い百合の花が咲き乱れてまるで神話の絵画のような神秘的な光景にメイドは扉をそっと閉じ目を閉じ、扉の前で手を合わせた





『ありがとうございます』










えっ!?ちょっ!?



待って!いかないで!止めてよ!



カムバァァアアアクククッッ!!!



・・・これいつまでやるんだろ





あれから解放されることはなくアンリは私の横で寝てしまった。



ちゃっかりと私の服の裾をつかみながら・・・・・幸せそうな顔で


私を離さないようにしっかりと掴んでいるアンリを優しく、いとおしそうになでながら振り返る



あれからあんりは片時も離れず、使用人も含めてだれも寄せ付けず(男性を寄せ付けず)私の看病をしていた




「あーん」



「いや別に自分で「あ~ん」・・・」




「あーん」




「・・・あーん」



こんな感じで、心配してくれるのはうれしいけど、めっちゃ押しが強い。


しかもだんだん声の圧力が強くなっていくし、心なしか声もだんだん低くなっているようにも感じた。



やっぱりお父さん達は誰も入れさせてもらえていなかった。





まあ、そんな感じで私のお世話したり、甘えたり、お父様追い払ったり、私に甘えたりしていた。



「ねえアンリ」



「な~に?お姉ちゃん?」



アンリも私の布団に入り・・・・私の隣に寝転がっていた。



「アンリはなんで私の布団の中に入っているの?」



私がそう聞くと、アンリは不思議そうに首をコテンッと傾げ



「寝るためだけど?」





さも当然のように言いやがって~っっ!!!






・・・不覚にもドキッとした自分か恨めしい







そして、頭の中で軽く悶えているセレネをよそにアンリは



(なんだかんだ言って最後は結局許しちゃうお姉ちゃん可愛い♡)



とチョロいと姉をディスりながらもそんな姉も大好き!と二ヨつきながらセレネに抱き着きナデナデを催促した




もちろんセレネ|《チョロ姉》は、局断れずに現在まで撫で続けていた。





幸せそうに寝るアンリを愛おしく思いながら


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