勇者召喚
第1章 ブルシアン王国
勇者召喚
朝のホームルームが終わり、授業の準備をしている時、僕らはその光に巻き込まれた。
見馴れない中世ヨーロッパの宮殿の大広間のような場所に変わっていたのである。何より全校生徒がその場所にいたのである。「これは夢なのだろうか?」そんな事を口にしたのは拓也であった。この一言で周りの者も混乱し初めた。
そこに「ようこそお出でくださいました勇者様、私はブルシアン王国第1王女、ブルシアン-カトレア-フォードです。以後宜しくお願いいたします。」とドレスを着た少女が言った。
その言葉は更なる混乱を起こすものだと思われたのだが、案外混乱していたのは少なかった。
そのまま王女は「勇者様方には魔王と戦いその後悪神を倒して欲しいのです。」というものだったった。「そんな事私達学生には無理よ」と京香がいった直後に王女の隣にいた国王が「ソナタらが悪神を倒さねば元の世界には帰れぬぞ?
それに、ソナタら勇者には元から悪神を倒すためのスキルがあるはずじゃぞ?」と言い、騎士に何かタブレットの用な物を配らせて「「ステータス」と言ってみよ。そこに出た文字と数値がソナタらのステータスじゃ」と言ったのだった。
今後3日おき投稿できるように頑張ります