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◇◇◇ 踊り子の衣装を着せられて、魔王と戦うことになったんですけど!! ◇◇◇  作者: スライム地獄
第一章『僕たちのスライム地獄』
37/60

37/ 褐色の美少女占い師VSゴスロリスライム美少女

「そこまでです」

パニールだ。

金色のタロットカードをちらつかせている!

ひく気マンマンだ!

あれだけタロットはひいちゃダメって言ったのに!!


「あ、あなたは...」

ゴスロリスライムがパニールを驚いたようにみつめている。

「姉さんを傷つける方は...許しません」

(お、お、おぱにーるさん..タロットはだめ..コスパわるい..)

って訴えようにも声がでない。なにせ僕は瀕死なのだ。


「さあ!死なば諸共!」

(死にたくなーい!)


「か、かわいい!」

「へっ?」

ゴスロリスライムの一言にパニールの手が止まった。

「な、なんて?」

「かわいい!どういうコンセプト?このファッション」

パニールがタロットカードをハラリと落とした。そして頰をポ〜ッ//と赤らめた。

ゴスロリスライムがパニールの絹のガウンから颯爽さっそうのハンカチーフ、ラッキーバニーイヤーや伝説のニーソを弄る。興味津々だ。

「か、かわいい..?」

「うん!とてもかわいい!」

褐色の美少女占い師とゴスロリ美少女との(敵同士)の不思議なやりとりがはじまった。

「・・・あの、訊いていいですか?」

「なんです?」

「か、かわいいというのは、わたしのことですか?それとも服単体のことですか?」

(うわっ..)

僕は少しだけ、少しだけひいてしまった...


「服のことですよ!服に決まってるじゃないですか、なんだと思ってたんですか」


「・・・」


パニールがタロットをひいた!

(やりやがったあ!月曜のカードだけは!月曜だけは月曜だけは!!)


月曜のカードだった。


僕たちは全員死んだ。


あ..そういえば僕はセーブをしていない。

ということは..



つづく

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