君と喋れない自分
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「ごめんなさい。あなたに会って、ごめんなさい。こんな事ならあの日会わなければ…よかった、のかな?ごめんねぇ、ごめんねぇ。ごめん、ね。」
ただごめんと言われる。そんなことないよ、君のせいじゃあない、言いたいけど言葉がでない。なぜだ。何故だ。なぜだ。何故だ。なぜなぜなぜ、なぜなぜなぜ何故。なんで...
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目が覚める。唐突に。少し息が切れてる。なんだろう、この気持ちいいとも悪いとも言える、この気持ちは。...まあいい。さてさっきまでエスペノと遊んでた訳だけど眠くなって寝たっぽいな。寝てるのはゆりかごの中で移動させられたらしい。
さて、1人でいる時間が出来た。まず現時点ではこの世界を99%別世界だと思っている。理由は多々あるが1番大きい理由の一つは文明レベルの違いだ。服はそれなりに高級感はあるのだが...いかんせん、部屋の感じがちょっと古い。古いのが趣味ならそうなってしまうのか?
疑問は尽きない。この世界、名前は知らないがよしとする。この世界、は国はあるのか?食料はどうだ?水くらいは...ある、と思う。根拠はないんだけど。リムゲンさんはまだおなかが張っていたけど、笑顔を浮かべて見ていてくれた。少し、うれしかった。
この狭いゆりかごの中で何が出来る。剣の練習か?いいや、出来ない。立たないといけないからな。こんな生まれたてほやっほやっで何ができるというのだ。多くの疑問も残っている。
(そうだ、ステータスって頭の中で言ってみよう。)
そんな考えがよぎる。エスペノさんが言っていた。つまりこの世界の者はステータスという言葉を知っているという事だ。英語がこの世界にあるのか?うーん...やっぱりよく分からん。かんがえるより、感じろ。ステータス、と呟いてみる。
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名 ・パドレ 男 LV 1
職業
HP 2
MP 1
運 1
スピード 1
テクニック 150
パワー 1
<称号>
<女神ディオサの寵愛> <天下を揺るがす子>
<戦鬼の子> <戦場の天使の子> <稲荷様>
<狐剣> <大器晩成> <直感>
<秘めたる可能性> <ディオサ>
<取得魔法>
<鑑定>
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むっ。なにかすごい。これが、ステータス?自分の状態が全部数値化されてる。称号欄の所、色々突っ込みたいがまあいい。ただ気になるのはMP、魔法、鑑定ってなんだ。魔法、あるの...?前世でゲームをやったとき、魔法職にはまっていた。まあすぐやめたんだが。剣道が疎かになってしまいそうだったからだ。ふーん、あるんだー。へー。
「はい、あります。」
「あう!?」
思わず変な声がでた。だって、そうだろう、頭の中にあのディオサの声が突然流れてきたのだから。
お読み頂きありがとうございます!転生予備知識なしのオッサンが転生してみた結果っていうタイトルでも通じそうですね...。なんか中途半端なところでおわってすみません。。。
悪い点良い点、一言でもいいので感想をくれたら嬉しいです。 皆さんは最近何の映画行きました?自分は 君の名は。と、傷物語いきました!どちらも混んでいましたね...本当に短いですがお読み頂きありがとうございました。