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月が沈む  作者: 杏たくし
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進んだ昨日は

進んだ昨日は


10月18日の十三夜も過ぎ

月は見えなかった曇り空で

遮っていた。

もう秋霖(しゅうりん)(秋雨)

なのか寝たあとの次の日の

朝は寒く

空も秋空の薄らとした

冷や汗のようだった空気も冷たくそろそろコタツを出そうかと思う季節の移り変わり往く。

近所の犬が朝吠えていた

空は太陽の光も昨日の夜と同じ雲に隠れていた。

鼻をすすり湯を出して顔を洗う冷たい水にふれたく、ないのだ

この朝の寒さの変わりに

でも体内に入れる水は冷たくても良かった

手が洗った後ゆっくりと冷たくなる

手を擦るそれから1時間程布団の中にいた

よく寝たがそんな朝だった

起きると出遅れた心境だ。

暖房器具を用意しないと行けないと思ったこの新生活は

季節の移り変わりを知った。

そんな鈍い朝を

考えた

十三夜の次の日の朝は。

10月18日の十三夜も過ぎ

月は見えなかった曇り空で

遮っていた。

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