第65話血毒姫、押さえつける
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「怪物にやる情報など無い」
「死ね!」
西華が蹴りを放つ
「凶暴すぎだろ。本体でもない奴に怒りを露わにするなよ」
「うるさい!!」
「止まれ!」
「うお!」
遺物狂いの動きが止まる。天使の特殊能力だろうか?
その様子を見た西華は透かさず戦斧を振るう
「痛いな」
「硬いすぎる!!」
戦斧は見事命中したが、薄皮一枚程度して斬れなかった
どんな防御力をしてるんだよ!
「どこかに秘宝か遺物があるな」
「霧氷!!」
「もう探してるよ!そして今発見した!!」
「お前ら相当面倒だな。こっちは話し合いで来たってのに」
遺物狂いは無理矢理動こうとしているのか
右腕が何度で跳ねる
「早く探せ!いつまでも持たん!!」
天使が吠える
だけどもそれは難しかった
「秘宝が飛んで逃げてるぞ!!」
「瑠梨!お前飛べ!なんとか地上に落とすか捕まえろ!!」
「あんな高速で飛んでる奴は流石に無理!!天使に頼んで私達で遺物狂いを止めよう!」
瑠梨の提案を受けた瞬間、入れ替わる様に天使が空へと飛ぶ
「お、動ける」
「動くな!」
戦斧で押さえつける。反発もしてくるが
秘宝の力を開放し、無理矢理押さえつけ続ける
「吸血鬼の秘宝!!」
遺物狂いが笑顔を見せる
「いいなぁ!それ!俺も欲しいよ!」
「グ!」
戦斧がじわじわと押され始める
「ヨル!!帰ってこい!!」
空を飛行していた遺物が瞬時に遺物狂いの元へと戻ってくる
「暗闇は好きかい?俺は好みだ。姿が消えるからな」
「ガ!」
戦斧が弾き飛ばされる。完全な力負けだ
「闇を支配しようか」
「夜が来ます夜が来ます夜が来ます」
遺物狂いが握っている遺物から声が聞こえる
機械的な声が何度も同じ言葉を繰り返す
「常闇が来るぞ。備えておけ」
空が暗くなってくる




