第62話血毒姫、肉を喰らう
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「あいつ、、もう壊れたな」
「主人の力が強大すぎるのが悪いよ」
「遺物も混ぜたんぞ?それで20分程度で壊れるって」
「ダメージを負ってたので、もっと短いです」
「はぁ、、俺の理性が制御できる間に、、、、、、、、、、、、」
「ハ!!あああ、、また理性飛んだか」
「10分程度ですね」
「被害は?」
「大陸の都市が一つ消えました」
「10分でそれか。俺の力はままならないね」
龍桜天満は、創造が好きだ。何かを作ることが
物作りも非常に好きだ。だけど彼はその夢を諦めた
自分のうちにある。狂気的な破壊衝動に気づいていたからだ
「壊したいから作る。破壊したから創造する」
「・・・」
「まるで神だな」
遺物狂いは笑いながら、呟く
「血が足りねぇ」
「今急いでご飯作ってるんで!」
「もっと肉がいるかい?まだまだ物資はあるよ」
場所は階層を移動する階段
そこで祐がフライパンを使い、肉料理を作っている
これで5食目だ
「喰ってすぐに消化出来るのか、、ふむ」
「下僕。観察してないで手伝えよ」
「手伝うことあります?」
「もっかい首絞めるぞ」
「・・・・」
魔導書、傲慢なる魔導書ヨクは静かに祐に近づいていき
皿の用意などを始めた
「力で従うんですね。魔導書なのに」
「本来の方法じゃないだろ。魔力が無い者のやり方だ」
「私的にはあれもいいと思いますよ」
霧氷が会話に入ってくる
「知識系の服従のやり方は、如何せん時間がかかります」
霧氷はヨクの首を触りながら
「でも力で従えるなら、、こんなに従順で速く終わる」
「・・・」
ヨクはプルプルと震える
可哀そうに、、玩具にされてるよ
「はむ、、、そろそろ出発しないとな」
「後肉が5枚ありますよ?」
「早く5枚焼け。それ食ったら出発する」
箸で祐を指さす
「箸を向けないで下さい。行儀が悪いですよ」
いくばくの休憩だ
「主人、なんで肉焼いてるの?」
「食べたくなったから。ガムも食べるか?」
「要らない」
「知ってるか?人って不味いらしいぞ。雑味が多くて、肉も硬いらしい」
「人食べたことないから分からないや」
「俺は喰ったことがある。魔物も人型の魔物も、兄弟も、親も、自分も」
遺物狂いは肉にフォークを突き刺した
「知ってるか?人ってどんなに空腹でも人を食べるのは極限まで避けるんだぞ」
「・・・」
「知ってるか?遺物って美味いだぞ。人型だと」
「僕を食べるの?」
「ガムって名前だからって食べないぞ」
遺物狂いは笑う。肉を食べながら笑う




