第59話遺物狂い、死を感じる
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
笑い声だけが、迷宮内に響く
「この、、音は」
いや、笑い後だけではない
機械的な音声も響いている
「西華から?」
だけど怪物は気づいてない
それは何故か?怪物は耳が悪いのです
だから仕方がない。でも本には聞こえていました
「条件を達成しました!」
「アハハ、、?どうした急に叫んで」
「異名が開放されました!!異名、死して生きる怪物!!」
「ふーーむ、、、秘宝完全開放か?」
一瞬にして状況を理解した遺物狂いは、静かに本の叫びを聞く
「遺物狂いを確認しました!」
「あ˝?」
傲慢なる魔導書が聞こえてくる
機械音を復唱する
「西華臥竜は!遺物の資格を得ました!秘宝の力を扱えるようになります!!」
「・・・待て、、嘘だろ!?」
遺物狂いが焦ったような声を出す
少し興奮気味だ
「まだ秘宝の数が、、待て!!ヴァンパイアクイーン!貴様!5大秘宝か!」
新言語が何度も出てくるが、理解はしなくていい
西華がなんか強くなってる。それだけ理解すればいい
「愛しき人よ。邪魔させて貰います」
いつの間にか近づいていた祐に肩を当てられ
「吹き飛んでください」
パァン!!
肩から衝撃が走り、軽い女性の体の遺物狂いは吹き飛んでいく
「さっさと止めを刺したんだが、、もう無理だな」
「ご主人。死にます?」
「俺は死なないけど、ヨウは死ぬんじゃね?本体だろ?」
肩からお腹まで大きく斬られた西華がむくりと、起き上がった
「・・・」
「そんなに見るなよ。恥ずかしいだろ?」
「戦斧!!」
西華が戦斧を担ぐと、戦斧が紅く染まった
「質問いいか?」
「断る。これから死ぬ奴に教えることは無い」
「正気に戻ってるな。逆に厄介」
遺物狂いは、諦めている様子だ
まともに戦う気は無さそうだ
「まだ声が聞こえる」
「ほう。なんと?」
「遺物狂いを視界に捉えました。居場所が常時分かります」
「・・・嫌がらせか?てか、なんで俺?ゼロの秘宝の嫌がらせか?」
西華が戦斧を軽く、振り下ろす
「・・・・」
空間が裂けた
そして裂けた空間から赤き液体が垂れてきている
「・・・本気で殺したくなってきたな」
遺物狂いは黒き剣を強く握る。そして上半身を大きく倒れさせる
「来い」
「行くぞ」
「邪魔します」
開戦の合図は瑠梨の魔法だった
「人格を埋め込むのは成功してるな」
「ご主人。ヨウ、このままだと死んじゃうよ?」
「別にいいよ。目的の為の犠牲。コラテラルダメージってやつだ」
「見てる感じ。送る必要なさそうですが?」
「次の階層に行かれたら、俺が阻まれて攻撃出来なくなる。それは避けないとダメだろ」




