第58話遺物狂い、死を与えた
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「妨害は近接1、遠距離1、よく分からん奴1か」
傲慢なる魔導書が、主へと行く道を阻む者を分析する
「良く分からないってよ!」
霧氷を刀を抜き、居合の構えを取った
「俺式五型刀術。神速なる抜刀」
目の前から霧氷が消える。次に現れたのは傲慢なる魔導書の背後だった
「硬い!刀が刃こぼれした!」
無念なことに、傲慢なる魔導書は目を凝らさないと見えない程の薄さの
バリアを展開していた
「反応出来なかった、、だが、問題ないな」
傲慢なる魔導書の目の前に、手の中に魔導書が出現する
そして詠唱を始める。目の前にいる奴らが自身が貼ったバリアを突破できないと
自信を持っている様子だ
「傲慢すぎますよ。それは」
祐がバリアに手の平を当て、一言発する
「浸透拳」
トォーーン
静かに、入り込むような、音が聞こえる
「ガ!」
傲慢なる魔導書は鳴き声だけを発し、地面に膝を付く
「初めて対人で使いましたわ!!」
「頑張ってバリアを破ろうか」
「頑張ってください!」
霧氷と祐は魔導書を囲み。ガンガンバリアを殴っていく
「うるさいな。てかヨク負けてんじゃん」
「ググググ!!」
両手を遺物狂いに握られ、身動きが取れないでいる西華
腕力で負けている
「西華も強くなったけど、まだまだ俺には届かないな」
ニヤッと笑いながら遺物狂いが舐めた発言をする
それを聞いた西華が、怒るのは予想できることだ
「うお!」
遺物狂いに対して西華は前蹴りを放ち
遺物狂いと距離を離す
「スーーーー!!」
大きく息を吸い
「ぶっ殺す!!!」
殺意を露わにした
「マジ?秘宝扱えてるじゃん」
西華の体が紅い鮮血に染まる
「俺はヴァンパイアクイーン。遺物狂い、お前を殺す」
「口調まで変わってるな。秘宝に浸食されたか?いや、融合か?」
紅い西華は戦斧を担ぎ、戦斧は紅き血で染まる
「こちらも秘宝を出さないと厳しいね。サモン」
遺物狂いの手に、傲慢なる魔導書が出現する
「起きろ」
「死ね」
血毒姫が戦斧を振り下ろす。同時に毒も放出される
「一旦離れろ。俺式五型剣術。神速なる斬」
「無駄だ」
ズバッ!っと西華の体が斬れるが、一瞬にして再生する
毒はもう周りに充満している
だが奴は動く
「俺式零型剣術。死たる斬撃」
「!!!」
斬撃は見えていた。見えていたが避けれなかった
恐怖で、死を感じ、体が強張った
「死刑執行完了。なんてな。ハハハハハハハ!!!」
怪物の笑い声だけが
迷宮に木霊した




