第57話血毒姫、現れる怪物と戦う
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
ズバッと戦斧に斬られ、魔導書の左腕が吹き飛ぶが、無表情
傲慢なる魔導書は一切表情が変わらない
それどころか
「包み包まれ天使の命を。守護する者を守護したまえ」
詠唱を開始し始めた
「愚鈍がすぎるだろ」
西華は再度戦斧を振り降ろそうとしたその時
ゴゴゴゴゴ!!!
大きな音を立てながら、迷宮がまた揺れる
無意識に西華は天を見てしまう。目の前に敵がいるにも関わらず
普通ならば、魔法と使える者から視線を話すのは愚行
だが、数秒後にそれは正しかったと実感する
「!!」
落ちて来た者を見ていた瞬間
西華の理性は吹き飛び。傲慢なる魔導書を踏み台に
天から降って来た者に近づいた
「女の子!?また秘宝ですか!」
「違う!あれは人だ!いやまて」
瑠梨が震える。いち早く魔力視をして、真実に気づく
「あれは、、遺物狂い。龍桜天満と同じ魔力」
「お兄ちゃん!?」
各自驚いた表情を見せる
「遺物狂い!!!」
「西華じゃん。お久しぶり」
空中にいる女、もとい遺物狂いに戦斧を振り下ろす
「いい斧だ。俺の黒剣には劣るがな」
ガキィン!!
遺物狂いの右腕には一本の黒き剣がある
「地上は大変だよ。赤色の雨が降ってるし。突然変異した魔物もいるし」
「御託はいらん。首だけ寄越せ」
西華からは殺意をビリビリと感じる
絶対に命を奪う。その気概が感じられる
「そんなに殺意を向けて来ないでよ。今、性欲抑える遺物が少ないんだよ」
バキィン!!
戦斧が押し戻され、遺物狂いと距離が離れる
そして両者、地に足が付く
「性を闘争心に。闘争心を力に。力を君に」
遺物狂いの体が一瞬だけ光ったと思うと
次の瞬間には西華が吹き飛んでいた
「ガアアア!!」
「あ、掴まれた」
西華が吹き飛んだ瞬間、西華が遺物狂いの右腕を掴み、引っ張った
「痛い」
「ガァァ、、」
遺物狂いの右肩の骨が外れている
女性の体だからか、少し柔らかい
「距離も取れなかったし。ヨク!こっち来い!手が足りない!物理的に!」
遺物狂いに向かって戦斧を振り下ろす
が!黒剣に弾かれる
「西華。俺はお前が怖いわ。だから近寄らん。神に誓っていいよ」
ニヤッと笑った遺物狂いのノーモーションの前蹴りがお腹に深々と突き刺さる
「ガ!」
「近づいたら何かが起こる。それは怖いことです。だから遺物狂いは離れました」
物語を話すかのような口調で
遺物狂いがドンドンと近接戦を仕掛けてくる
「お前!!離れるって!」
「離れないとダメでしょ。君よく分からん秘宝持ってるし」
「だったらなんだこの!攻防は!」
西華は近接戦になるやいなや
戦斧を捨て、素手で殴り合っていた
それに鼓動するかのように、遺物狂いも黒剣を仕舞い
拳を西華に向かって振っていた
旗から見た場合、普通に馬鹿




