第51話血毒姫、戦斧を振るう
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
ゴーレムの攻撃は非常に鈍足だ
「・・・」
当たる訳が無い速度だ
ただ、威力は相当な物だ
「当たったら木っ端みじんだな」
「ぴぃ、、」
「無駄な思考が無くなって速くなったな。瑠梨」
瑠梨のは余裕が出てくると、色々と考えることがある
それが非常に無駄。敵の前で考えるな馬鹿が
魔法使いは判断能力が結構大事
詠唱するからな
詠唱するかしないかの判断を、無駄な思考で判断が遅くなっているのだ
「インピジム!!」
ゴーレムの動きが一瞬止まる
「2秒!」
「了解しましたわ!」
祐が軽快に爽快に素早くゴーレムに近づいた
「テヤヤヤヤヤ!!」
独特な掛け声と共に、一撃二撃三撃っと拳を凄まじい速度で叩き込んでいく
「一瞬で千発まで!」
目にも止まらぬ速さで、拳がゴーレムに叩き込まれ続ける
ただ威力はカス!
「一回ぶっ壊さないとな」
戦斧を大きく構え、頭から後ろへと下げる
「千発言ったら言え」
「インピジム!」
瑠梨が西華の後ろに現れた触手の動きを止める
「待てんわ」
「離れます!」
祐が離れた瞬間、戦斧を大きく振り下ろす
戦斧を握っている腕から血が吹き出るが、気にせずに戦斧を大きく振るい続ける
「えぇ!?西華!?」
「傷ついてたのに戦斧振ってたの!?」
戦斧を右へ左へ上へ下へと振り続ける
「殲滅」
ゴーレムを粉々に壊す
やはりゴーレムは柔らかい
「西華!腕!」
「力入れすぎただけだ。気にするな。早く地面掘れ」
遺物の力を使いながら、腕を治していく
その間に瑠梨が穴を掘っていく
「触手から守ってね!」
「分かってますわ!」
不思議なことに穴を掘っている間、ゴーレムも再生しなかったし
触手も出てこなかった
「少し嫌な予」
「西華!触手がヤバい!」
嫌な予感が当たったみたいだ
「おいおい!本体の方がデカくないか!?」
穴から這い出てくる触手は、ゴーレムの数倍巨大で
うねうねと動く触手が非常に不気味だ
「これ別の種類では!本で見た奴とは!」
「本読みます!」
祐から投げ渡された本を、瑠梨がペラペラと捲る
「・・・・遺物狂いも知らないみたいですーーー!!新種です!」
「マジかよ、、初見突破か」
初見の敵は相当キツイ
なにをしてくるか分からない。それは戦いにおいて非常に危険だ
「よーし全員気づいたことあれば言えよ」
「分かっていますわ。濡れてる触手があるので注意を」
「なんの毒か、、そもそも毒なのかどうかも分からねぇな」
「一撃で死ぬのは嫌だな、、、」
祐を一番前に、次に西華、最後に瑠梨が立ち
陣形を作る
「ボス敵らしく。攻撃するまで攻撃してこないな」
「この陣形は大丈夫ですかね?」
「知らん。危なかったら勝手に動くだろ」
一番最初の攻撃は瑠梨が行った
遠距離攻撃が出来るからな
パシュっと放った魔力の矢が触手の一本に突き刺さる
刺さったって数秒後
「・・・はっや!!」
凄まじい速度で触手が何十本も動き出す
目で追えるし、避けれはするが
「攻撃が出来ねぇ!!」
戦斧を振る暇が一切ない
しかも触手は自由自在に動く。それが複数本もある
攻撃を食らうのは時間の問題。そう思っていたのだが
「あら?これ私と相性がいいですわね」
祐がそう言いながら、拳を振るった




