第44話遺物狂い、だべる
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「・・・アアアア!!物資が送れない!なんだよ!座標が埋まってるって!」
「ボス、、落ち着いて下さい。こんな最前線で叫ばないで」
「マジでイラつく。通信も効かないし、死んだか?でも命の御石は砕けてないしな」
「迷宮の仕組みが変わったんじゃないか?」
「迷宮の仕組み?そんな、、、、ギャアアアア!!!」
見知った声、見知った顔、見知った気配
血が繋がった男がそこに立っていた
「アハハ、、久しぶりだな。妹」
「転移!!兄貴にはまだ殺されたくないんで!!」
「そうか。なら助言を一つ。100周年を迎えたらしいぞ。迷宮は」
「なにを言って?」
転移が終わり。場所が変わる
そして目の前にまだ彼がいた
「やあ」
「・・・・これは逃げれないな、、」
「俺は優しいからな。まだ殺さないよ。優しくないからね」
「フゥーーー、、タバコ吸っても?」
「兄貴の前でタバコ吸わないでくれ。まだ吸える年齢じゃないんだよ?」
タバコをポケットから取り出し、肺に酸素を入れ始める
「私の脳みそにニコチンが入ったからな。色々とまた考えた」
「・・・」
「お前は非常に強い。私の策略を武力で引き潰せる程にな」
「そうだな。この前アメリカだっけかの部隊が来たけど、余裕だったな」
「人類最強は伊達じゃないね。もう人間並みの知能を持ったゴリラに遺物持たせるしかないよ」
「それでも俺は勝てそうだな」
ハハハっと笑う龍桜天満に非常にビビっている龍桜霧氷
ビビる理由はいくつもあるが、一番大きいのは理性が無いと言う点だ
完全には無くなっていないだろうが、ほぼ犬と堂々並みの理性しかない
一瞬でも霧氷を殴りたいなと考えたら、手が勝手に動いてるだろう
だから怖い。腹減ったって理由でも殺されそうだ
「西華はどこに?」
「零の秘宝を取りに迷宮に」
「死ぬぞ。確実に」
「あの迷宮は徐々に難易度が上がって」
「そういう話じゃない。あいつの強さのパラメーター的な問題だ」
「パラメーター?」
「迷宮で一番大事な能力はなんだと思う?火力?スピード?知力?はたまた魅力?」
「・・・洞察力とかじゃないかな?後は、、火力?」
「残念違う。一番大事なのはスタミナだ。体力が非常に大事」
「それは知らなかったな。一言もそんな話はしてくれなかったでしょ」
「当たり前だ。あるのが前提の話を何故する?」
冷たく返答される。心臓がキュンっと縮こまる感覚に襲われる
「それでだ。あの迷宮は俺でも耐えれないぐらいの数の敵が大量に出て来た」
「お兄ちゃんでも?それは怖いね」
「あ?待てお前、誰がお兄ちゃんだって?」
「あ、、」
「俺はその呼び名が嫌いだって何度言った?」
「ご、ごめんなさーーーい!!」
フラッシュバンを地面に叩きつけ、光を放つ
そして急いで拘束系の遺物を発動し、同時に転移の遺物を発動させる
「デット」
「がっは!」
首の半分を斬られるが、転移の遺物はしっかりと発動し
「ゴポポポポ!!ハハハ!シャアア!逃げ切ったぞ!!」
目の前には誰もいなかった。背後にも横にも
「でも居場所はすぐに特定される」
喉の傷は数秒程度で完治する
「お兄ちゃんに殺されないように逃走しながら、戦力を集めるのか、、ゾクゾクしてきた!!」
【龍桜霧氷】
弟の龍桜天満と同じで理性に呪いが掛かっているタイプの人間
身体能力は一般人並みであり。免疫機能なども普通
通常時の天満並みの理性な為、非常にまとも
脳のねじが1,2本外れている程度だ
ただ知能が、策略を考えるのに非常に優れており
チェスや将棋、盤上のゲームで無敗。世界一位の座に君臨している
それに加え、弟に教えられた遺物の知識も合わさり、優れた軍師として名を馳せている
ちなみに弟のことを兄と呼んでいるのは趣味である
弟の天満は優しい為、姉に合わせて妹と呼んでいる




