第42話血毒姫、限界を迎える
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
酷く苦しい
「ガアアア!!」
凍らせた後に攻撃する。ただそれだけなのに
酷く苦痛だ
「俺ごと凍らせろ!!もっと範囲を広く!!」
「・・・死ぬ、、」
瑠梨が地面に倒れる。ディズはまだまだ大量にいる
「・・・」
瑠梨を持ち抱え、後ろへと。一階層まで走っていく
「祐!一旦逃げるぞ!!」
「分かりましたわ!」
逃げに逃げ。一階層まで戻る
「いってぇ、、何回か斬られたぞ」
「無傷ですわ!!」
祐は胸をドーーン!!っと貼る。平常時なら西華に殴られていただろう
だが、今は緊急事態だ
「氷系の遺物かぁ、、冷やす遺物でもいいが」
「・・・西華、一階層は確かゴブリンですよね」
「・・ゴブリンだが?追いかけて来たか?」
2階層の入り口を見ながら、ゆっくりと立ち上がる
「ゴブリンの大群です」
「はぁ!?ここ復活するのかよ!!」
「血の備蓄は?」
「相当減ってる。毒の霧すら出せん」
「新しい技はどうですか?」
「・・・・お前が死ぬけど。それでいいなら」
「やめましょう!!命大事に!」
戦斧を構え。ボス部屋の真ん中で大きく戦斧を振るう
「ぜぇ、、ぜぇ、、ぜぇ、、」
「死体の山ですわ。あ、酸欠で視界がおかしく」
「・・・」
戦い過ぎて、腕がピクリとも動かない西華
無呼吸で戦い続け、酸欠になっている祐
魔力切れでまだ寝ている瑠梨
満身創痍。その言葉が今以上に当てはまる時は無いだろう
冷たい汗が頬から流れ落ち、地面に何度も冷たき汗が落ち続ける
そしてある魔物が出現した
「グギャアアア!!」
ボブゴブリンが蘇った
「はぁ、、、ふざけんなよ!ホントに!!」
「・・・急いで私たちは離れますから、毒を本気で使って下さい」
「・・・」
祐は瑠梨を引きずり、壁際まで後退していく
「やってやるよ!!」
赤い霧が西華の周りに出現する。そして
「吸収圧縮濃縮に!!!」
「・・・」
ボブゴブリンに対して、赤い霧が吸収され、圧縮され、濃縮された毒が
ボブゴブリンの体を蝕み
ボコボコとマフィンの様にボブゴブリンの体中が膨れ上がり
パァン!!
毒をまき散らしながら、爆散した
「後3体!!」
「グオオオオ!!!」
「・・・」
「西華、、大丈夫ですか?」
「大丈夫に見えるか?」
泥みたいに地べたで寝転ぶ西華
顔色は非常に悪く。死ぬ間際の人と同じぐらい顔が白い
「宝箱の中にこんなのが入っていましたわ。ランタンです」
「・・・」
西華の目の前にランタン型の遺物を置く祐
その遺物をマジマジと西華は見た後に指示を出す
「これ、、一定時間魔物を寄らせなくする遺物だな。しかも8時間ぐらい」
「今一番必要な物では?」
「そうだな。ただボス部屋で機能するのか?」
「・・・廊下で休む時に使いましょう」
「そうだな、、私は少し眠る」
意識を暗闇に落とし、夢の世界へと赴く
「寝ちゃいましたね」
「そうですね」
「私ゴブリンの大群が落とした遺物探してくるので、護衛は任せましたよ」
「はい。寝てた分だけ頑張ります」
瑠梨は両手をグ!っと握り、頑張るよっと言う仕草を静かに行う
「頑張って下さいね」
「はい」
魔力を滾らせ、西華の周りに魔力の檻を作る
「魔力が近すぎたら弾かれちゃうから、、ゆっくりと慎重に寝相に合わせて」
「・・・」
「・・・死体かな?ピクリとも動かないね西華は」
白くなった肌、ピクリとも動かない鼻と口
微動だにしない体。見た感じほば死体だ
ただ死体ではないところもある
「西華は魔力が強いからね。見た感じで強さが分かるよ」
「・・・」
「生命力が滾りに滾っていて、、おっと」
口元についたよだれを拭く
最近、理性がドンドンと弱くなっている気がする
周りに自由人が多いからかな?引っ張られて、理性が
「・・・」
ドォン、、




