第41話血毒姫、怖がる
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「難易度上がりすぎだろ、、、祐!そこトラップだから進むな!」
「了解しましたわ。トラップが急激に増えましたね」
「・・・西華、音がおかしい。この場所」
「知っている。音が二重で聞こえるんだろ」
「違う。三重だよ。別の音が混ざってる気がする、、、右!」
ズバァ!!
西華の右腕の肉が、綺麗に切れる
「・・・」
西華は動じることなく。切れた腕を支え、血を消費し、くっつける
「早いな」
「レイス、、では無いですね。新種の幽霊型の魔物ですね」
「命名、ディズ」
西華が腕を振るう。新種の魔物のもとい、ディズには一切攻撃が当たらない
「誰か幽霊に特攻持ってる武器ないか?」
「西華が持ってないなら無いよ」
「!!、西華、今通信が来た」
「渡せ、全員罠確認されてる所で攻撃避けろ」
遺物を受け取り、話し始める
「なにかね?いま忙しいんだが?」
「知ってる。だから連絡してる。そいつ氷に弱いよ」
「瑠梨!そいつを凍らせろ!それか氷で殴れ!」
「え?、、分かったよ!!」
急に言われて困惑した様子の瑠梨だが、とりあえずディズを凍らせた
「無詠唱か。流石」
「滅茶苦茶殴れますわ!」
「いいね。氷が砕ける音が聞こえるよ。あ、氷で言えば、最近うちのお兄ちゃんがね」
通信の遺物からずっと声が聞こえる
「うるさいぞ」
「結構重要な情報だよ?お兄ちゃんが氷系の遺物を持ってるって情報」
「あいつは大体の遺物持ってるだろ」
「1種類だけ持ってない遺物があるよ。なにか分かる?」
返答も待たずに霧氷は答える
「吸血鬼系の遺物だよ」
「・・・」
「遺物狂いは玩具を欲しています。しかも自分が持っていない玩具を」
「やめてくれ。その声、、震えてきた」
「アハハハ、、君達の迷宮攻略が遅くて、地上の人達が死に過ぎるってなったらさ」
ゾワっとした感覚が背筋を撫で、霧氷の腕が首を触る感覚に襲われる。いるはずがないのに
「君の居場所を話して時間を稼ぐよ、、ハハハ」
「通信切っていいか?」
「その前に座標教えて♡」
「・・・」
甘い声で座標を聞かれる
「知らん」
「今持ってる遺物に表示されてるでしょ?それを言って貰えれば」
「・・・」
「・・・」
怖いんだが、、無言なの
冷静に考えろよ。こいつの性格から、、ダメだ。こいつの性格意味分からん性格だ
遺物狂いと同じで狂っとる
いやだが、教えない理由が「物資送るから早く教えて貰える?思考時間が長い」
「座標を言え」
「あ、これ口頭じゃなくても送れますよ」
祐が遺物のスイッチ?を押すと
ピコン!っと音が鳴った
「あ、送られてきたよ!ありがとうね!」
「・・・」
「強気の口調の時、愛しき人と雰囲気似てますよね。霧氷さんは」
「妹だからね。というか私が驚いたのは、臥竜が」
「その名で呼ぶな」
自分でも驚くほどにドスの効いた声が出てしまう
「失礼。君にとってそこは嫌な所か」
「・・・」
「西華って下の名前で呼ばれるの嫌なんですね」
祐がディズを殴りながら、喋りかけてくる
「結構小さい頃からいますけど、そんな話は聞いたこと無いですね」
「・・」
「喋って下さいまし、抱き着きますわよ」
「ッチ、、ダサいだろ。下の名前てか、名前じゃないだろ」
舌打ちをする西華。近づく祐
「確か種族名って言うか。個体名ですよね。竜の」
「りゅうって入ってる奴にろくな奴はいないよ。私とお兄ちゃんで証明できる」
「急に刺してくるな」
「あの、西華!?敵が多すぎる!」
瑠梨の方を見ると、ゴブリン同様、数百匹のディズが襲い掛かってきていた
「ガンバ」
「おい通信切れたぞ」
「物資に注意して戦いましょうか」
戦闘が開始された




